コツコツまじめにやっている方が損?

学生時代の部活で、練習はサボるけど演技のうまい後輩たちと、毎日練習に来て礼儀正しいけど演技がうまくない後輩たちがいて、ちょっとモメたことがありました。

というのも、礼儀正しい方の後輩を先輩たちが可愛がり、レギュラーに入れたがったりしたことで、その演技のうまい後輩たちが反発したんです。

部活なので、演技がうまい人がレギュラーになった方が良い成績が取れるよねと思いつつ、でも先輩目線からいくと、礼儀正しくて真面目にやってる後輩の方が可愛いわけで、なんとも複雑だなと思った記憶があります。

才能があるからといって人格が伴っているわけではないですし、逆もまたしかり。(もちろん、両方持ってる人もいますけどね)

仕事では、人柄が良くて優しくてコツコツ頑張る人がみんな出世するかというと、そういうわけではなく、人の中でうまくやっていくには、才能、人柄、政治力などいろんな要素が絡み合っているんだろうなと思います。

コツコツまじめにやってるのにうまくいかないといったご相談もあって、そういうお話を聞くと、「「あぁ、どれだけ悔しいって思ったんだろうな、悲しかっただろうな」と私もやるせない気持ちになります。

ただ、コツコツまじめにやってるから損をするかといえば、これもまたそんな単純な話ではないのです。

自分が何を大切にしているか、自分の中の罪悪感の有無やセルフイメージ、相手への期待の有無、組織の風潮、相手の価値観・・・

実は改善できそうなポイントがちゃんとあったりします。

自分の中の正しさにこだわってしまうと苦しくなるので、状況に応じて、柔軟に考え方を変えていけるといいですよね。

ただ、コツコツまじめに取り組むのは私はとてもいいことだと思っています。

コツコツできる人は、それが当たり前すぎて気づいていないんですけど、実は誰にでもできることではないんです。

たいていお伝えすると「えっ?そうなんですか!?」と言われますけどね。

そういう地道な努力ができることは才能ですし、人から信頼される大事なポイントだと私は思うんですね。

なので、そういう自分の良さを否定することなく大切にしながら、変えていけるところは変えていく。そんな柔軟さが必要かなと思っています。

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

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【著書・実績】
▶ 著書「ゆずらない力」(すばる舎)韓国語版も出版
▶ カウンセリング・相談 累計4,000件以上
▶ 名古屋・総合病院にて医療スタッフ向け「怒りの心理学」セミナー

【メディア出演・掲載】
▶ NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演
▶日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」フレネミー特集 監修
▶ フジテレビ「ポップUP!」取材協力・フリップ出演
▶ interFM「レコレール」ゲスト出演
▶ anan・eclat・女性セブン・女性自身など女性誌多数掲載
▶ 読売新聞・発言小町 掲載
▶ 小学館@DIME 心理学コラム掲載
▶ マイナビウーマン(株式会社マイナビ)心理学コラム掲載
▶ セキララ☆ゼクシィ(リクルート)監修
▶ PHP研究所「PHPスペシャル」コラム多数・ベストセレクション選出
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