安心感が欲しいときは、人の想いを受け取ること。

最近ご相談で出てくるテーマで多いのが「受け取ること」と「許し」なのですが、心理学をかじったことがない人にとっては、単語だけ聞いても何のこっちゃですよね。でも両方とも大切なことなんです。

今日は「受け取ること」についてちょっと書いてみますね。

例えば、家の外に出て好きなことをやりたいとき、人と親密になりたいとき、そうしたいと思っているのにできない理由として、「安心感」がないという理由があったとします。

家を拠点に外に出ていって好きなことがやりたいんだけど、外に出ることが怖くてなかなか
重い腰が上がらないという場合や

人と親密になりたいけど、表面的にはうまく付き合えるけど踏み込んだ関係になると急に苦手になってびびっちゃうという場合

自分の中に安心感という土台があれば、地に足がついた感覚になるので外に出たり踏み込んでいけることが多いんですね。

揺らがぬ土台があれば、枝葉で何があっても自分の木という本質は変わらないという感覚です。

でも、安心感がない状態でやろうとすると、結構大変なんです。根っこが張ってないヒョロヒョロの木みたいな感じです。

枝葉の部分で何かあればすぐに木全体のダメージに繋がりますよね。

なので、スパルタ的にやろう!ってするよりかは、自分の中に安心感を作り出せるといいんです。安心できれば動きやすくなりますからね。

ただし安心感は、他の人に安心感ちょうだいよと言ってもらえるものではなく、自分の中に生み出すものなんです。

他の人にちょうだいって言っても、運が良ければ相手から貰えるんですけど、そうすると、永遠にちょうだいちょうだいって催促し続けなきゃいけなくなります。

相手が応えてくれるうちはいいですが、ずっと応えてくれる人もそういないですよね。私を安心させるために毎日メール頂戴って言ってるようなもんです。

じゃあどうやったら自分の中に生み出せるのか、となると、キーになるのが「受け取ること」なんですね。

人からの想いを「受け取る」んです。誰かに催促しなくても、今のままで「受け取る」量を増やすということです。

言葉にすると抽象的になってしまうんですが、親でも兄弟でも友達でも知り合いでも、まだ見ぬ人でも、あなたを思ってくれるその想い、愛を受け取ることなんです。

自分の都合のいいようにどんどん受け取ることがポイントで、安心感がないひとは自分の欲しいカタチじゃないと嫌だといって、受け取り拒否をしていることがあるんです。

自分の欲しいカタチではなくても、何らかの想いが感じられるならそれをそのまま受け取ることです。

「ない」に注目すれば「ない」結果になるし、「ある」と思えば「ある」ものを探すようになります。

友達が、あなたを心配してアドバイスしてくれたとしたら、そのアドバイスがちょっと変でも、あなたを励ましたいとか力になれたらいいなという想いがあるなら、その想いを受け取るということですね。

誰かがにこっと笑ってくれたときに、その笑顔を受けとることもそう。

自分の都合よく解釈してどんどん勝手に受け取っていくと、人との繋がりが感じられるようになって、安心感を自分の中で生み出せるようになります。

最近私も実は全然受け取れていなかったことに気付いたことがあったんです。

ある人から心配されてるな、気使ってもらっているなとは知っていて、自分でもその想いを
受け取ってるつもりだったんですが

他の人から間接的に話を聞くと、実は全然で、自分が想像していたよりも愛されていたことがわかったんです。あ~まだまだ全然受け取り切れていなかったんだなって感じました。

今受け取るものが何もないなんてことはありませんので、(もしそう思う場合は、欲しいカタチじゃないからと受け取り拒否している可能性が高いですよ)

受け取ることを意識してみよう、いつもより受け取ろうと思ってみると、何かに気付けると思いますよ。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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