【心理学講座】何でも話せる友達を作ろう~傷つく怖れを越えて~

カウンセリングサービスでは、心の法則をご紹介する「カウンセラー発!すぐに役立つ心理学講座」(月曜・木曜更新)というコンテンツがありまして

今回より高見も、心理学講座(月曜・リクエスト特集)の執筆を担当することになりました!

読者の方から頂いたリクエストにお答えする形で書いています。

今回のテーマは「何でも話せる友達を作ろう~傷つく怖れを越えて~

目次

なんでも話せるような親密な友達関係が欲しいと思うことはとても素敵なことですね。

でもそうした友達が欲しいと願っても、なかなかできないのには、それなりの理由があります。満たされた関係を築くためには、友達との心の距離を縮めていくことが大切になりますが、友達関係が面倒くさいなと思ってしまったり、拒絶されることが怖くなったりして、距離を縮めることがなかなか難しく感じることもあります。

傷つく怖れを越えて親密になるためにどうしたらいいのかを考えていきたいと思います。ポイントは遠慮や我慢をやめていくこと、相手の都合を受け入れること、そしてあなたの本当の望みを知ることです。

◎リクエストを頂きました◎

私は友達は多い方ではなく、普段は友達との関わりを面倒くさがっているところがあります。友達と会ったら会ったで楽しいのですが、友達が言った言葉に傷つくこともあり、どこか満たされません。特に、上辺だけの話しかしない友達と会っている時です。
たまにふと人恋しくなるのですが、その時に連絡できる人は夫だけなので、自分にはすべてをさらけ出せる友達がいないのだと確認することになり、悲しくなります。夫は裏切らないと分かっているからなのかもしれませんが、夫とは親友のようになんでも話せます。そのような関係を友達とも築きたいのですが、なかなかできません。
多くを求めても無理だとわかっているのですが、拒絶されるのが怖いし、友達を独り占めしようとして、友達の友達に嫉妬してしまう自分が出てくるのも怖いです。
なぜこういった苦しさが出てくるのでしょうか?遠すぎず近すぎず、いい距離を築くためには何が必要でしょうか?(一部編集させていただきました)

リクエストありがとうございます。
今回、担当させていただく高見綾です。どうぞ、よろしくお願いします。

リクエストで頂いた内容にありますように、御主人との関係のように、なんでも話せる親密な関係を築くことができたら本当に素敵ですよね。

なんでも話せるような友達が欲しいと願っても、なかなかできないのには、それなりの理由があるものだと思うのですね。

上辺だけの話しかしない友達とは、心の距離は遠い状態だと言えます。心の距離が遠いと、心をオープンに開いていない分だけ傷つく可能性は減るのですが、その分だけ心の繋がりは感じられにくくなり、どこか満たされないという思いが出てくるようになります。

満たされた関係を築くためには、友達との距離を縮めていくことが必要になります。ただし距離が近づくためには、お互いの心をオープンにしていくことが大切ですので、そうすると、拒絶されて傷つくかもしれないという怖れが出てきます。傷つく怖れを越えて親密になるためにどうしたらいいのか考えていきたいと思います。

 

遠慮や我慢をしていませんか?

友達関係が面倒くさいと感じるときには、何か我慢をしていたり遠慮をしているときが多いように思います。例えば、ご飯に行こうよと誘われたとして、そのお店があまり自分の好みじゃなかったときに、違うお店がいいな~と気軽に言うことができていたら大丈夫なのですが、相手が気分が悪くなるのではないかと怖れて言えずに、我慢して好きじゃないお店でご飯を食べていたら、だんだんその友達と遊ぶことが億劫になってきてしまうことだってあると思うのですね。

面倒くさいな~と感じるときは、わたしは友達に対して何か遠慮していないだろうか?言いたいけど言っていないことは何かあるかな?と振り返ってみるといいかもしれません。

 

相手の都合を受け入れる

自分が親密な関係が欲しいと思えば思うほど、それが手に入ることが余計に怖くなるものなのですね。先程の、遠慮や我慢をしていませんか、という話に通じるところなのですが、相手から拒絶される怖れというのも、もしかしたら拒絶というような重いことではなくて、単に相手の都合が悪かったこともあると思うのですね。

自分が遠慮をしないでいられるようになると、相手側の都合にも寛容になっていけると思います。

例えば、遊びに行こうよと誘ったときに断られたり、会ったときに相手の機嫌が悪かったりしたら、それらをすべてわたしが悪いのではないか、わたしが嫌われてるからお誘いが断られたのだと思ったり、わたしが変なことを言ったから相手の機嫌が悪くなったのだと考えると、とても辛くなります。でももしかしたら、わたしが原因ではなくて、ただ予定が合わなかっただけかもしれませんし、単に友達側の問題で虫の居所が悪かっただけかもしれません。

相手にも相手の都合があるのだなということを受け入れることができると、拒絶されるかもしれないという怖れが少しは和らぐのではないでしょうか。

 

あなたの本当の望みを知ろう

また友達を独り占めしたくて友達の友達に嫉妬してしまうかもしれないというお話ですが、大好きなお友達であれば、独り占めしたいという気持ちが出てきてもおかしくはないと思うのですね。仮に、嫉妬心が起きたとしても、そう思う自分を否定せずに、そのまま受け入れてあげるといいと思います。

嫉妬心が起きるということは、あなたの中で、本当に欲しいものがあるのにそれが手に入らないかもしれないと思っていることを表しています。友達の友達には負けたくないとか、友達が取られてしまうのは嫌だとか、あるいは、友達の輪の中に入っていって本当はみんなでわいわい仲良くしたいとかですね。何かあなたの中で、そのままの自分では足りていないという感覚があるのかもしれません。

嫉妬心が起こりそうになったら、何を自分はそんなに怖れているのかな?という視点で見てみると発見があるかもしれません。そして、わたしが心から欲しいものは何だろう?と考えてみてください。嫉妬心は、あなたの本当の望みに気付くチャンスです。よかったらわたしたちカウンセラーにもご相談くださいね。

(完)

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

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【著書・実績】
▶ 著書「ゆずらない力」(すばる舎)韓国語版も出版
▶ カウンセリング・相談 累計4,000件以上
▶ 名古屋・総合病院にて医療スタッフ向け「怒りの心理学」セミナー

【メディア出演・掲載】
▶ NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演
▶日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」フレネミー特集 監修
▶ フジテレビ「ポップUP!」取材協力・フリップ出演
▶ interFM「レコレール」ゲスト出演
▶ anan・eclat・女性セブン・女性自身など女性誌多数掲載
▶ 読売新聞・発言小町 掲載
▶ 小学館@DIME 心理学コラム掲載
▶ マイナビウーマン(株式会社マイナビ)心理学コラム掲載
▶ セキララ☆ゼクシィ(リクルート)監修
▶ PHP研究所「PHPスペシャル」コラム多数・ベストセレクション選出
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