私にだけ厳しい人 自分自身・人間関係の悩み

涼しい顔してるあなたの本当の気持ち、実は伝わっていないかも。

2016年6月25日

自己完結型のタイプの人だと、色々と自分で考えて悩んでひとつ結論を出して・・・とやっていると、周りの人に、あなたの気持ちが実は全然伝わっていないということが起こることがあります。

こちらとしては自分がわかっているので、当然相手も同じくらいわかってると、なぜか勝手に思い込んじゃうところがあるんですよね。

で、相手と話していると「あれ??全然伝わってないかも…!」とある時気付くわけです。

例えば、しんどかったときに「すごくしんどいです!」って表現していないと、周りはあなたのしんどさに気付かないことがあります。

しっかりしていて器用にこなしているように見えるタイプの人だと、余計にですね。

「あなたなら大丈夫よね」と日頃から思われがちな人にとっては、「大丈夫じゃないです!」って感情とともに表現しておかないと、なかなか伝わらないんです。

感情とともに、というのが大切なんですよ。

ワントーンで「しんどいですー」って無表情で言っても、あんまり深刻そうな感じがしないですよね?

本当にしんどそうに「キツイ・・・」って感情を出して言えると伝わります。

でも、感情を込めて表現するって苦手とする人が多いのではないでしょうか?

日頃から感情を込めるのが苦手だからこそ、そういうつもりはないんだけど、なんとなくひょうひょうとしちゃう。

涼しい顔の下には、バクバクした焦りやできなかったらどうしようという不安や、うまく自分を伝えられないことのもどかしさが詰まっていますよね。

「なんでいつもひょうひょうとしてるの?」「いつも涼しい顔してるよね」と言われても、自分にもわからない。勝手にそうなっちゃうから。

もはや自動操縦。無意識。自分じゃ止められないから誰か止め方を教えてください、みたいな。

素直に自分の気持ちを表現してお互いに理解し合う。そうできたらとても素敵ですよね。

このようなタイプの人は、まず自分の涼しい顔の下にある気持ちをちゃんと認めていくことがとても大事になります。

ちゃんと認めるって、まあまあ覚悟がいるのですよ。

感情と自分をぷつんと切っておけば、いつも冷静でいられて安心安全だったのに、そこを繋げるという作業になります。

感情には良いも悪いもないのですが、エネルギーはあります。切れていたエネルギーを自分とつなげると、どうなるか?

その瞬間はすごく嫌だなぁって感じると思います。慣れていないですし、感情に翻弄されるんじゃないかという怖さがありますから。

でも実際は、翻弄されるわけではないんですけどね。

繋がると、自分のエネルギーがぐんと上がります。死んだように、どんよりな感覚だったのが目がぱちっと大きく見開かれるようになります。

生命力と繋がるんですよね。イキイキしはじめます。

ここに行き着くためには自分が抑えこんでいた本当の感情に気付いていく過程が欠かせないのです。

1人で自分の感情と向き合うのは不安だ…という方は一緒にやりましょう。お手伝いさせていただきますから安心してくださいね。

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