自己実現・やりたいこと

器用だよねと言われるともやもやする

2016年5月20日

「器用だね」ってもしあなたが何回も言われたことがあるのなら、きっと器用なんでしょう。

要領が良かったり器用に物事をこなすことができるのは間違いなく才能の一つですからね。

でも、器用って言われると嬉しいんだけど、なぜか複雑な気持ちになるとしたら、何か理由があると思うんですね。

褒められたけど嬉しくないときって、単に受け取り下手だったり謙遜したくなったり自覚がなかったり、、、いろいろと理由はあるのだろうと思うのですが

ひとつ大きな理由だと思うのは、その才能をちゃんと使えていないとき、それも自分の喜びのために使えていないときだと思うのですね。

もし自分の喜びのために自分の持ってる才能を存分に使うことができていたら、どこか誇らしい気がしません?

「器用だよね」と言われても、「うん知ってる」って思うでしょうね。

もしかしたら、周囲からは器用だって思われてるけど、自分としては「全然器用じゃない」「むしろ努力してるからできてるだけ」と思っていることもあるかもしれませんよね。

仕事も、何回も同じことを教えてもらわなくていいように一生懸命メモとって覚えてプレッシャー感じながらやってるから、ある意味出来て当然とか

料理、掃除、洗濯、お裁縫、お作法と、必死でやればできると思うけど、やってる自分を想像するだけでどこか疲れちゃうとか。

器用なのはきっと間違いないでしょうけどね。だって、器用じゃないと、頑張っても出来ないでしょうからね。

頑張ったらわたしは出来る。そう思えること、また実際に実行できてしまうのはそれだけでも才能なのです。

努力しても出来ないことが、世の中実はいっぱいあるんですよね。

頑張れることは才能だ」と学生時代の先輩が言っていて、当時頑張ることが当たり前の感覚だった私は衝撃を受けたんですが、ほんとうにそうだと思います。

頑張れる人は、自分がすごいことをやってのけていることに気がつかないんです。

だた、自分が頑張って出来ることとやりたいことや喜びになることは別物です。ここがあまり関係がないのがポイントですよね。

器用だけど、本当はやりたくないことを一生懸命やっているとしたら、、、褒められても嬉しくないでしょうし私って一体なんなんだろうっていう感覚が湧き上がってきても不思議ではないんですよね。

私もう頑張らなくてもよかったのかもしれない。むしろもう頑張れないって、そんな自分の心の声を認めていくことで何か見えてくるものがあるかもしれません。

できることはできるし、できないことはできないですからね。

本当に大切なのは、自分には何ができて何ができないのか認めて受け入れていくことなのかもしれません。

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