対人関係で、今とりたてて問題が起こっていなくても、なんとなく人に苦手意識を持っていることってあると思うんですね。
最近はそうしたご相談も多く、私も長らく苦手意識を持っていたタイプなので、どうやって
克服してきたかな~と思い出していたんですね。
人が信用できないと思ってどうしても身構えてしまったり。安心できるまでずっと様子を伺って本音を言えなかったり。いろいろありますよね。
苦手意識といっても、実は色んな要素や思い込みが絡み合っていることが多くて「一概にこれ!」とは言えないのですが、もし過去に、仲間外れにあった等とっても傷ついた大きな出来事があったなら
人に受け入れてもらえなかった、拒絶されたという意識が大きく残っているかもしれません。
私は何年経っても引きずっていましたよ(汗)自己価値がべっこり凹みましたもんね。それだけインパクトが大きかったんでしょうね。
過去のハートブレイクがあったときに、「自分がどう感じたのか?」はとても大事で、このとき自分に対するイメージが何か出来上がっているはずなんですよね。
私はみんなに迷惑をかける存在であるとか、わたしは愛される価値がない、とか。自分を出したら嫌われた、とか。
人から受け入れてもらえなかった経験はとても悲しくて傷つきますが、じゃあ「自分は自分のことを受け入れているだろうか」と考えてみるとどうでしょうか?
自分のことにマルを出せているでしょうか?
とっても悲しい思いをした自分のことをちゃんと受け入れていますか?
あんな目にあった自分がいけないんだ!って責めていたりしないでしょうか。
先程挙げたようなマイナスの自己イメージをもし持っているとしたら、自分のことを否定してしまっていますよね。
私もそうでしたが、人に苦手意識がある人は自分にバツをつけていることが多いと思うのですね。
もちろん過去のハートブレイクによって、自分にバツをつけざるを得ない状態になったわけではありますが、せめて自分は自分の味方でいてあげませんか?
というのも、自分が自分の存在を否定していると、人はあなたを受け入れてくれないからなんです。
順番は、自分が自分を受け入れることが先なんです。
自己受容というか、私は私でOKと自分の考え方やあり方、感情そのものを受け入れていくことが、人に対する苦手意識の克服のためには欠かせない要素だと思っています。
これ、やろうとすると抵抗感が出てくるかもしれません。でもそれはあなたの愛情が大きいという証拠だから安心してくださいね。
人間関係での生きづらさを解消してラクになっていくためにも、自分にマルをつけてあげませんか?