お友達と話していましたら職場の人間模様についての話題が出まして
「嫌な人がいても、その人のことをずっと考えたり、あの人ほんとに嫌だわ~って愚痴を言い続けるなんて自分の大切な時間が無駄」っていうような意見が出たんですよ。
あ~、なるほど、いい考え方だなぁって思いまして。
嫌だなとは思うんだけど、その感情に囚われすぎないというニュアンスでした。
人生の時間は限られていますし、自分の大切な時間を何に費やすかは自分で選ぶことができるという考え方がベースにある話ですよね。
確かに、目の前に嫌な人がいたら、やっぱり気にはなってしまうものですが、その感情に囚われすぎない・引きずりすぎないということは大切だなーって思うんです。
もし自分の人生の時間が有限であり、どんな時間の使い方でも自分で選ぶことができますよ
という設定だとしたらあなたはどうするでしょうか?
何に時間を費やしたいと思いますか?
自分の人生の時間が限られていると本当の意味で腑に落ちたら、この問題は自然と解決してしまうかもしれません。
ただ、職場にいる嫌な人があなたの家族に似ているとしたら……
大好きで大嫌いなお母さんに似ていたり、最高で最低なお父さんに似ていたりしたら・・・
その時は、ただの嫌な人というだけではなくて、「理解したいのに理解できない人」「助けてあげたいのに自分の力じゃ助けてあげられない人」という別のニュアンスが含まれていることもあります。
その場合は、人生の時間が有限だから自分の好きなことに時間を使いましょうという考え方だけではなくて
どうしてその人のことがそんなに気になるんだろう?ってところに、あなたの愛が隠れていることもあるのです。
嫌だなって思っていても、実は好きになりたい・受け入れてあげたい・理解してあげたい・助けたい、というあなたの想いが隠れていることがあるのです。
職場の嫌な人といっても実は色んなケースがあるのですね。
嫌な人と接したときにどう感じるのか?に注目してみてくださいね。
ルールを無視されたことに怒りを覚えるのか、自分の美意識に反するのか、理解不能すぎて恐怖を感じるのか、助けたいのにできなくて無力感を感じるのか、雑に扱われた気がして悲しくなるのか。
どう感じるでしょうか?
嫌な人は、自分の心を教えてくれる存在かもしれません。
私の場合はどうなんだろう?どうすればいいんだろう?と思われた方はご相談くださいね。一緒に紐解いていきましょう。