自分自身・人間関係の悩み

心が閉じているとき

2014年11月26日

心が閉じている時は、自覚がないことが多いです。癒しを進めていって、ひらいたときに初めて今まで閉じていたことに気づくんです。

切羽詰まった大問題があるわけじゃないけどなんだか妙に苦しい、すっきりしない、もやもやする。

最近おもいっきり笑っていない、すっごく楽しいことも、すっごく悲しいと感じたこともない。

そういった場合は、もしかしたら心が閉じているのかも・・・と思ってみてください。

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心が閉じているときは友人関係やパートナーシップも希薄になりがちです。

ふと思い立った時に話せるような関係の友達がいないと、気持ちを表現することがないのでますます心は閉じていってしまいます。

心を許せるパートナーを持つことも面倒くさいと感じてしまいます。

カウンセリングでも、話せる人があまりいないんです、とおっしゃる方は多いです。

そういったときはやはり気持ちを外に出すことが悩みの解決のためには大切なので、カウンセリングをぜひ使って頂きたいなと思うわけですね。

なんだかずっと憂鬱という毎日から抜け出すために大事なことは実はたったひとつです。

心を開いてみようという意欲です。

心を閉じることによるメリットは「もうこれ以上傷つかない」ことにあります。心を閉じることによって自分を守っていたんですね。

なのにひらこうとするのは、相当な勇気がいります。リスクもあります。ひらいた結果、傷つくことが起こるかもしれないわけですから。

それでも、勇気を出していつもよりちょっとひらこうという姿勢を取れるか、どうかがあなたをモヤモヤした毎日から脱出させるキーになるのです。

もしずっと同じ場所・組織に所属していても、何年たっても心を許せる友達ができないのだとしたら、心が閉じてしまっているから、というのは大きいと思います。

もし同じスタンスで居続けたら、これから何年たっても心を許せる友達はできないかもしれません。

現状を変えたいならば、あなたの心の中にあるものを変える必要があるのです。

頭でわかっていても心がついていかないこともたくさんあります。

それでも、心をひらいたらとても親しい友達も、すっごく楽しいことも情熱も一緒にやってきてくれます。

あなたの生活に彩りがきっと出ることでしょう。少しの勇気、出してみませんか?

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