自分のことを表現していくことが苦手だって思われている方は少なくないですよね。
私は昔からわかりにくいと言われていたんですが、でも親しい人には「めっちゃわかりやい」と言われ、結局どっちなんだ?とこんがらがってきたことも数知れず。
カウンセリングや心理学といった心を扱う世界にいると「自分の内面をもっと出しましょうね」って言われることも多いと思うのです。
感情は出した方がいい、とか。
確かにその通り。
でもね、一方でこうも思うんです。
単純に出せばいいってものでもないだろう、と(笑)
自己表現は、自分のためにやったらいいと思うんです。
あなたにとって自己表現する目的はなんでしょう?
自分の中で秘密にしておきたいこと、または美意識に反するから出したくないものがあったら、それを無理やり外に出す必要はないと思いますしね。
でも、自分にとって必要なことならば……例えば、自分のことをわかってほしいって思うなら自分のために表現した方がいいでしょうし
心の中に色んな感情を押し込めすぎて苦しくなっているのなら、信頼できる誰かに聞いてもらって表現していくことで楽になったりしますよね。
私は何のために自分のことを表現したいって思ってるのかな?
そこがちゃんと自分で見えているのならどんどん表現していきましょう。
自己表現のポイントは「出したいものを出したいように表現する」です。
でも、出したいものが何かわからない!出したいようにって言われても困る!という場合もあるかと思います。
そのときは取捨選択をする前段階として、まず、あるものを出してみることがおすすめです。
自分の内面に何があるかわからないときは選びようがないですもんね。
特に、心の中がこんがらがっているときは、とにかくいっぱい出す作業をするといいですよ。
批判されることが怖いときは安全な場所であるカウンセリングの場で出してみて、自分の色んな面にOKを出せるように経験を積んでいくといいと思います。
ぜひぜひカウンセリングも活用してみてくださいね。