悩みがあってそれを解決しようと一生懸命になるほどにかえってこじれることがあります。
先日お話させていただいた方が「これ、そんなに悩まなくてもいいことだよね!って言われたら、すごく楽になった。そう言ってもらえて救われました」とおっしゃっていました。(←お客様の同意を得て書かせていただいています)
心理学をかじったことのある人にありがちなのは、悩みの原因を掘り過ぎてしまうということ。昔の傷に原因があって、それを癒さないと今の私は幸せになれないと思ったりして。
幸せになりたいというシンプルな願いに立ち返ってみれば、深刻に悩まなくても、今から好きなことをしていけばいいんです。
答えはシンプルすぎるほどシンプルで。悩みを解決しようとむりやり修行する必要もなくて。
わたしも修業スタイルは嫌なので簡単で楽ちんに幸せになっていくやり方が好みです。楽しみながらやるということですね。
でも、そうはいってもそれが出来ないこともある。
頭では好きなことをしたらいいとわかっていても、どうしても体がついていかないことや気持ちが納得できないこともある。
そのときは、どうしてできないんだろうというところを掘っていけばいいんです。
それが過去に何か原因があるのかもねとか、今まで作り上げた観念が邪魔しているのかもね、とか、そういった話になります。
なので、過去を掘っていく作業はそれ自体が目的ではないんです。
それが目的にすり替わっていくと、悩みを探し続けたり、問題を探し続けることになります。
問題は全部解決しなくちゃいけないような気になるかもしれません。
でも、問題を探して解決に躍起になっていても、人間なので悩みってなくなることはありません(程度は変わりますけどね)。
悩み解決に時間を費やし続けているとしたら、一体いつ幸せになるんだろう?ということ。
うーんって悩み出しちゃう思考の癖が出てきたら、ちょっと横においておいてお散歩してほっとする。お昼寝する。珈琲のむ。
そんな方法もあっていいと思うんです。