幼少期の家族関係がその後の人間関係や、心の在り方に大きな影響を与えると言われているのですが、そうはいっても「私は親からは愛されていたのに寂しいんです」というケースもあるんですね。
私も親からは愛情をもらって育ってきましたから、そこに何か理由があるとは思わなかったんですね。
逆に親との関係がって言われると、なんだか親にダメ出しされてる気がして、それも嫌だなぁなんて思ったりして。
原因がわからないと余計にすっきりしないというのもありますが
・慢性的な寂しさがある(恋愛に夢中になったり、仕事にのめり込んだりしている間は寂しくない)
・誰も自分のことをわかってくれない気がする
・自分がつまらない人間に思える
こんな症状がある場合。
これらは恋愛したり趣味に集中したりハードワークしたり何かをやることでは解消されない可能性があります。
何かしている間は忘れられますが何もしていないとまた出てきます。あるものはちゃんと見つけてあげないとなくならないからですね。
親も人間ですし完璧な子育てというものは存在しません。
どんなに愛情をもらって育ってきたとしても、もっと話を聞いて欲しかったなとか、もっと興味を持って欲しかったな、もっと遊んでもらいたかったな、という不満はあるものです。
例えば
子供の頃、本が大好きで「私この本好きなの~!」ってお母さんに言ったんだけど、「あぁ、そうなの」って反応だけで、どんな本なの?どんなところが好きなの?って聞いてくれなくて、悲しかった・・・。
愛されてるのは感じてるけど、もっと私に興味持って欲しかったし、色んな話したかったな・・・。
他にも
そういえば、何がしたいの?って親から聞かれることが殆どなかった。どこの大学に進学したいの、どんな仕事したいのって、親の希望を無理に押し付けられることはなかったけど、でも無意識には親の希望を感じ取っちゃって。気づけば、自分の意見ってなくなってた気がするな~。
などなど。
親への要望に良いも悪いもないんですが、愛されて育ったことと親に対して思うことをごっちゃにしない。
自分の気持ちを「なかったことにしない」「ちゃんとみてあげる」ことがとっても大事なんですね~。
見つめてあげて、そのときの感情を解放していくことで解消されるものはたくさんありますから。
ちなみに私はいかにも良い人の面白い部分、悪い部分を発掘するのが大好きです。
カウンセリングを通じて私に既に発掘された方、発掘されかけてる方、これからもどんどん自分を開花させていってくださいね。「つまらない人」ってほんとにいません。もし思ってるならつまらないフリしてるだけだと思うんです。