周りの人から見た自分(他者イメージ)と自分で思う自分像(自己イメージ)は一致していますか?
今日は、とても大事なのにその重要性については案外知られていない自己一致について書きたいと思います。
例えば就職・転職の面接では、履歴書を書いて、志望動機などを話すことになりますが、そのとき履歴書から見える「今まで何をやってきたのか」と志望動機から見える「これから何をやりたいのか」と人物像やものの考え方、それらのストーリーや方向性が一致していることが大事です。
もし、やってきたこととこれからやりたいことがズレていたり、人物像と合っていなかったりすると納得性に乏しくなります。
なので、内容はバラエティに富んでいてOKだけど、ストーリーが一致しているかどうかがより大事なチェックポイントです。
これと同じように、人も、内面と外からみたその人像とが一致している方が人は違和感を感じません。
でもたいていの場合はズレているので「〇〇さんって、しっかりものですよね」って言われたときに「えー!そんなしっかりしてませんけど。むしろしっかりキャラは作っているんです」とか
すごく女らしく見えるのに本人は気づいていなくて「私なんて、全然よ」みたいな発言をしていると、やっかみに合ったりとかそういうことが起きます。
雰囲気に違和感があるときは何かがズレているときです。
本来の自分をちゃんと知って自分らしく振る舞うことができるようになると、外と中が一致するので何をしていても「あの人らしいよね」と思われます。
そして自分にとっても「らしさ」を出せた方が楽だし、「これが私だ」としっくりくる感じがするはず。
無理して背伸びをしていたり自己否定から違うキャラになろうとしていたり、本当はそんなに勇ましくないのに戦闘モードで武装していると「らしさ」から遠くなります。
それは違和感として周りの人に伝わるんですね。他者イメージと自己イメージが一致している人って案外少ないんじゃないでしょうか。
自分本来のキャラを内にも外にも出していった方が楽です。
とはいえ、自分のことってどう見られているのかを含めてわからないものですよね。
そんなときは人に教えてもらうのが一番簡単な方法です。
まずはどう自分が見えているのかを知って、自分の内面とすり合わせること。そうやって徐々に一致させていきましょう。
カウンセリングもどうぞ使ってみてくださいね。