ふとした瞬間に湧き上がってくるネガティブな感情や感覚。
「どうせわかってもらえない」とか「どうせ私は選ばれない」「私なんかが好きなことができるわけがない」って、何気ない瞬間に体の内側から湧き出てくる。
あれ？なんでそんなこと思ってるんだろ？って考えてみてもわからない。
そんな時は、その感覚を癒す大チャンスです！
できればその感覚や感情に敏感になって、一体いつの頃からその感覚があったのか、年齢を遡って思い出してみてください。
私の場合だと友達の中で自分が浮いていた感覚があったんですが、「小学校でもその感覚あったなー。うん、幼稚園でもその感覚あった」と順番に遡っていきます。
覚えている限りだと幼稚園の年長さん。一番幼い頃の自分を思い出して、その時感じていた気持ちをしっかり感じるようにします。印象に残っている情景があればそのシーンもイメージして。
子供の自分が目の前にいるようにイメージして、その子がどんな気持ちを持っていたか思い出してただひたすら感じていきます。そして、最後はその子を抱きしめてあげてくださいね。
私がやってみたときは、おかっぱ頭の黒髪の小さな女の子（＝私）は口をへの字に曲げてじっと立っていました。
その小さな体で、寂しさや悲しさ、もっと私を見て欲しいの！って気持ちを表に出さずに抱え込んでいたんだなーってわかったら、ちょっと切なくて可愛く思えてぎゅってしたくなりましたよ。
これ、ひとりでもやることができますし、面談カウンセリングで私が誘導しながらやることもできます。心のひっかかりや空白を埋めるためにはとてもいい手段のひとつです。1人では心配という方はぜひカウンセリングを使ってみてください。
誰かに対して（両親含む）何かして欲しかったのにと訴えたくなることもあると思いますが、まずは自分の気持ちは自分がわかってあげることが大事です。
自分とのコミュニケーションは自愛です。自分を大切にすることとイコールなんです。
特に、自立して我慢してきた方は、とんがってた自分が溶けて丸くなりますし、心がふんわり軽くなりますよ。