自分自身・人間関係の悩み

本音には否定形がない。

2016年1月19日

自分の本音を認め、素直に表現できていると、物事はうまく循環していきます。

パートナーシップを含めた人間関係においても、ちゃんと本音をコミュニケーションできているかどうかで、相手と分かり合える度合は変わってきます。

ただし、自分でこれは本音だと思って言っていることが、実は本音じゃないこともたくさんあるんです。

本音って否定形がないんですね。心には否定形が存在しないからです。

不満を感じたときに、例えば「上から目線で話してこないで」と言ったとします。でも、これは本音ではありません。本音は~して欲しい、と肯定形で表現されるものです。

対等に話して欲しいとか、もっと私を大事に扱って欲しい、とかですね。

肯定形か否定形か、ただそれだけの話なんですが、この違いは結構大きいんです。

上から目線で話してこないで!って言うと、「上から目線で話す」「上から目線で扱われる」ことの方に意識がフォーカスされ、そういう現実を引き寄せます。

カウンセリングでお話を伺っていても、自分の本音に気付いている人ってそんなに多くありません。

特に不満が多い時ほど、「~しないで」という否定形が本音だと思っている人が多いんです。

本音に自分で気付くだけでも、すっきりして癒しが起こることがありますので、自分の本音ってなんだろう?といつも考える癖をつけると面白いですよね。

特に、彼氏彼女とのパートナーシップにおいては、自分の本音を知っておいたほうが、上手な(相手が受け入れやすいという意味)コミュニケーションをとることができるようになるんです。

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