ネガティブ思考の扱い方

今日は真面目な人がハマり易いワナについて。

前向きに考えることはとっても大切なんですが、ポジティブ思考が良くて、ネガティブ思考は良くないと考えてはいませんか?

ネガティブ思考が良くないなんて、そんなことはありません。あなたの心が感じる指標の一つだと考えていただければいいんです。

例えば、腹が立っことがあったとします。「イライラしちゃったけど、そんなのダメダメ!もっと前向きに考えないと。あの人にもいいところがあるはずなんだから!」

イライラした、腹が立ったという自分が感じたネガティブな部分を速攻で否定してなかったことにすると怒りが収まらなくなり、前向きな思考になるのに時間がかかります。

さらには、前向きになれないことで自分を責め自己嫌悪に苛まれます。相手のいいところを見るのはもちろん大事なんですが、最終的にそこに行き着くためには過程はネガティブでもいいんです。

他の事例でも同じです。許せない!って思ったり、なんでわかってくれないの!って怒ったり、羨ましくてみじめだ!って感じたり、色々出てくると思います。

心が感じることはコントロールできません。それらのネガティブな感情も大切なものです。速攻で否定するのは止めて、今はそう感じているんだなぁって寄り添ってあげてください。しっかり寄り添ってあげると、そのうち消化されます。

消化されて少し落ち着いたら、じゃあ私はどうしたいのか?私が望んでいる状態って何なのかを考えてみましょう。

例えば、彼からの愛情を受け取りたいと考えている人がいたとします。「カウンセラーも受け取れるようになりましょうねって言ってたし!」と。でも現実は受け取るどころか、私のこと全然わかってくれない!って彼に怒ってしまった。

そこで「受け取ろうと思ったのに怒っちゃった、ダメだー」って自分を責めるのではなく、「今は怒りたいんだね、わかってもらえなくて悲しかったね」ってまずは自分の感情を受け入れてあげるんです。

少し落ち着いてきたら、じゃあ私はどうしたいの?とイメージしてみましょう。お互いに相手のことを理解し合えるような関係性を築いていきたいという、望む状態を考えてみるんです。

ここまでできると、自己嫌悪って出番がないんですよね。ネガティブな感情はあくまでも、その時の自分の心の状態を表すサイン。ダメだと決めつけずに、まずは受け入れてみる。ワンクッション入れます。

その上で、どうなりたいかを考えても遅くはないですよ。ネガティブな感情も、使い方次第です。一方的に嫌わなくてもいいんですよ。

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、
自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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