「嫌なことをした方が成長できる」という考えが幸せを遠ざけているとしたら

あなたは「成長したい・成長しなければ」と思ったことはありますか?

「これをした方が成長できるかな」という考え方が、自分を幸せから遠ざけてるかもしれない…という、今日はそんなお話です。

今や急速に時代の流れが変わってきていますが、一時期は「成長する」ことが良いこと、みたいな価値観があったと思うのですね。

厳しい仕事環境にいた方が成長できそうだ、とか、ちょっと嫌な人と接する経験をした方が人間的に成長できそうだとか、そんなことを思ったことはないでしょうか。

私もスパルタ系を好んでいたので、仕事などで「うちは厳しいよ」と言われるとワクワクしちゃうような変なところがありました(笑)。

当時は人付き合いでも、嫌だなぁ~と思う人とも付き合っていまして、我慢した方が人間的に対応できる幅が広がり成長できるような気がしていたんですよね。

でも、成長した先のビジョンは全く持ち合わせていなくて、「成長してこうなりたい」というものもなく、ただ、成長することは良いことだ、むしろ成長しなかったら人として大丈夫なのか不安だ、という気持ちばかりでした。

今は、不安感からくる漠然とした成長ではなく、こうなったら面白いからもっとやろう、だったり、興味があるからやってみよう、というように、自分なりの意味を見出すようになりました。

かつての私のように、ビジョンがないままに成長を追い求めると、いつしか「幸せ」から遠ざかってしまうことがあります。

カウンセリングでも、お話を聞きながら、「嫌な思いをしてるのに、なんでそこにこだわるのかな?」と思うことがあるんですね。

成長するために我慢を続けることで、幸せが先延ばしになってしまうようなイメージです。

もちろん、自分にとって厳しい環境であったり、嫌な人とも関わることで幅が広がりプラスに働くこともあるので、ほんとうにケースバイケースではあるのですが。

今まで成長のために頑張ったことは、確実に自分の肥やしになっていますしね。

ただもし、成長しないといけない気持ちの裏に、そうじゃない自分は大丈夫なのかという漠然とした不安がくっついているとしたら、その不安のほうを見つめてみる必要はあるかもしれません。

自分が求めているものは、幸せなのか、成長なのか。それとも成長が幸せに繋がっていくのか。

自分軸で選んでいきたいですね。

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

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【著書・実績】
▶ 著書「ゆずらない力」(すばる舎)韓国語版も出版
▶ カウンセリング・相談 累計4,000件以上
▶ 名古屋・総合病院にて医療スタッフ向け「怒りの心理学」セミナー

【メディア出演・掲載】
▶ NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演
▶ フジテレビ「ポップUP!」取材協力・フリップ出演
▶ interFM「レコレール」ゲスト出演
▶ anan・eclat・女性セブン・女性自身など女性誌多数掲載
▶ 読売新聞・発言小町 掲載
▶ 小学館@DIME 心理学コラム掲載
▶ マイナビウーマン(株式会社マイナビ)心理学コラム掲載
▶ セキララ☆ゼクシィ(リクルート)監修
▶ PHP研究所「PHPスペシャル」コラム多数・ベストセレクション選出
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