自分らしく生きる

親の価値観からの自立

2017年6月9日

楽しく好きなことをして自由に生きたい!と思ってはいるものの

自由がどういうことかわからなくなったり、好きなことをすると罪悪感が出てきたり、意味のないことをして楽しむのは良くない気がしたり

心理的な抵抗が起きて「楽しく好きなことをして自由に生きる」ための行動に結び付かないことがあります。

もちろん、今まで我慢してきたから、急に自由に楽しくしようと思っても何をしたらいいかわからないというのもあると思います。

それ以外に、心理的な抵抗感の根っこにあるものを探していくと、親の価値観が影響を与えているケースが少なからずあります。

親から受け継いだ価値観は結構強力なんですよね。子供のころから染みついていますから。

きちんと働きなさいとか
娯楽はダメとか
結婚して子供産みなさいとか
役に立たない人は怠け者とか
効率的じゃないことはダメとか

それこそ、いろいろあります。

それらの価値観が自分の人生にとって必要な考え方かどうかを検証することなく、親が言ってるからそういうものなんだと自動的に受け入れていると

自分らしく生きようと思ったときに親の価値観が邪魔をしてくるケースがあるのです。

猛烈に働いているけど、本当は働きたいわけじゃなくて親がそういう考え方だから、という場合もあるかもしれませんし

漫画読んだりお散歩したりのんびり余暇を楽しみたいけど、そういう過ごし方は怠けていると見なされていたかもしれません。

学費などで今までいっぱいお金をかけてもらったから、役に立つことをして還元しないといけないと感じることもあるかもしれません。

ここでぶつかって悩む人はみなさん親想いの優しい人なんですよね。

根っこには、親の期待に応えたい。
親に愛されたい。認めてもらいたい。
そんな想いを持っていることが多いです。

だから親の価値観通りに生きていこうとしまう。なぜならそうすれば愛されるからです。

でもその価値観に従っていてあなたが苦しくて仕方がないのなら、親の価値観からの自立がテーマになるかもしれません。

自分がどう生きたいのか
どうありたいのか

自分が望む生き方をする上で、親の価値観・考え方はマッチしているのか。

もしズレているのなら、自立して、違う価値観・考え方を採用する勇気をもつこと。

考え方が違うだけで愛されなくなるわけではありません。

怖いですけどね。それでも一つ一つ丁寧に自分に向き合うことが大事。

私はこう生きたい。
だからこう考える。
それが親の価値観と合っていても違っていても。

これができて、はじめて親から自立し精神的に対等になったといえるのかもしれませんね。

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