自分らしく生きる

自分のことがわからなくなったら。

2015年12月6日

「自分のことがもうわかりません。どうしたらいいのかわかりません」

このセリフが口からぽろりと出てきたときには、相当追い詰められているときです。この状態で、自分を分かろうとしなくて大丈夫です。

自分のことがわからないと思っているときは、こうすべきとか、こうしたほうがいいという自分で思う価値観と、実際に自分がしていること(できていること)に整合性がとれなくなっているときです。

そして、できない自分はダメで情けないと自己否定がセットになっています。

どうしたらいいかわからない、というのも、本当はどうしたらいいか薄々わかっているけれども、それをする勇気がないとか、それを本当にしてもいいのか不安だという心理を表しています。

自分にダメ出しをしたり、悲観的になったり、無価値感に苛まれたり、罪悪感でいっぱいになったりと感情的にも忙しくなっていますので、自分で答えを出そうとするのをやめて、とにかく周りで頼りになりそうな人(もちろんカウンセラーでもOK)にいっぱいヘルプを出してみてください。いろんな人に助けてもらうんです。

自分のことがわからない!どうしたらいいかわからないとなったときに、一番必要なことは、どれが正解なのか答えを探すことではありません。

それをやりたいかやりたくないか、自分がどうありたいか、どうありたくないか、大事なのはそれだけなので正解なんてそもそもないのです。自分にとっての答えは自分で見つけるしかないんです。

大切なのは、そんないっぱいいっぱいな自分を許して受け入れてあげること。頭がパンパンのときは、できるだけ考えない方がいいんです。

それよりも、ちょっとだけでも自分をホッとさせてあげましょう。心と体がゆるむ時間を持つことが何より大事です。そして、そんなわけがわからなくなった自分を許してあげることです。

わからない!って思うほど、自分は何かに一生懸命だったはずです。何かをやろう!やりたい!って気持ちもあったはずです。

ご自身の真摯な気持ちをちゃんと自分で認めてあげましょう。人間ですもの、いっぱいいっぱいになることだってあります。

でも、どんなときも、あなたは何かに愛を注ぎ、それにただ一生懸命だっただけなんです。

面談カウンセリング後の、打ち合わせ風景 with服部希美カウンセラーとおやつ

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