このタイトル、えっ??と思った方もいたでしょうか。そりゃ、劣等感はないに越したことはないです。でも完璧に克服しなくてもいい、ということですね。
だって人間なのでコンプレックスや劣等感の一つや二つあるものです。どんなに完璧に見える人にだって、何かしらあります。
昔ほど気にならなくなってきたけど、思い出すとやっぱり劣等感を刺激されることだってあると思うんです。
そこで、一生懸命に嫌な気分を感じないように向き合って克服しようと頑張るのもいいし、無理に克服せずに放っておくのもありです。(劣等感があることで強烈に苦しい気持ちがあるなら対処した方がいいですけどね)
劣等感がある周辺にはあなたなりの頑張りやこだわりがあるはずです。一生懸命に力を注いだ何かが。
あのとき、悔しかったなー。悲しかったなー。と素直に認めてみて、劣っている自分ではなく、一生懸命だった自分の方を見てあげましょう。
ままならなくて悔しい想いをした自分を、ちょっと達観した目線で見てあげてください。
劣等感は、実際に自分が劣っているかどうかとは関係がありません。自分は劣っていると思ってしまった、という事実があるだけなんです。
劣等感はあってもいい。一番大切なのは、その劣等感を使って自分を責める材料にしないことですね。