親との葛藤を抜けるために。

親に対して「もっとああしてくれたらよかったのに」とか「愛してもらえなかった」という苦々しい気持ちは、多くの人が持つものかもしれません。親がヒステリックで怖かったり、放置されて興味を持ってもらえず悲しかったりとかね。

恋愛や対人関係の悩み、生き方全般にまつわる悩みの原因を探していくと、親に対するわだかまりや葛藤が根っこにあるというのは、実はとっても多いんです。

私が受けるご相談の中でも、親との間に葛藤があるケースはかなりの割合になりますね。それだけ身近なものといってもいいのかもしれません。

親との葛藤については、色々なテーマやアプローチがあるのですが、親との葛藤を抜けるために有効なパターンとして、自分の今後の生き方に集中する、ということが挙げられます。

これから自分はどう生きていきたいか。これから何をやりたいと思っているのか。

この2つが、ご自身ではっきりと認識できている方は、未来へまい進することができるので親との葛藤が抜けやすくなるんです。

親との葛藤を抜けるためには、精神的に自立していくことが必要です。精神的に自立していくために、自分のやりたいことがあった方が自分の道に集中できるので、結果的にそれが親からの自立にも繋がってくるんですね。

今まで子供のポジションで親と接していて、「与えてもらう」だけだったものが、大人として親と向かい合うという構図になっていくことで子供のポジションでは見えてこなかった親の葛藤や苦悩がわかることもあります。

もちろん、やりたいことがないとダメなわけじゃないんですよ。これといって今は思いつかなくても構いません。

ただ、やりたいことや自分が進みたい生き方があった方が、結果的には親との葛藤を抜けやすくなりますよ、ということは一つ言えるんじゃないかなと思います。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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