自分の中に競争意識が全くなかったら、そもそも嫉妬されることもないのかもしれません。（嫉妬だと気づかないでしょうしね）
とはいえ、誰かと比べたり競争心をゼロにするのはなかなか難しいものです。
自分では気付いていないけど、実は誰かと競争していたというのはよくある話なんです。ただ、競争が悪いということじゃないんですよ。
例えば、周りの人が「あの人っていいよね～」と褒めた相手のことをなんだか嫌だと感じたり、自分が苦手な人が話題に上がっていたりすると面白くないなぁって感じたことはないでしょうか？
そんなとき、「あぁ、なんだ、私も競争したり嫉妬したりしてるのか」と気付くことができますよね。
では、なんで面白くないなぁと思ってしまうんでしょうか？
「あの人はみんなに褒められてるけど、私の方ができるもん。私の方が上だもん」という気持ちが隠れていたりしないでしょうか。
もしかしたら、先輩や地位が上の人に対してライバル視している自分を発見できるかもしれませんよ。
そんなふうに「面白くないな」と感じてしまう自分が嫌だと思う人もいるかもしれませんが、とっても人間らしいと思いませんか。
「自分の方ができるもん」なんて、思わず笑ってしまうというか可愛いなって私は感じるんですよね。
自分のことを「私だってできるんだから」と思えるのはすごいと思うんです。
あとは、競争心をどう扱うかだけです。「そんなこと思っちゃいけない」と封じてしまうのは勿体ない。
最初に書いた通り、競争自体は悪いものではありません。問題はそれをどう使うかです。
おすすめは、競争心を頑張るためのモチベーションに変換すること。
もっと自分の魅力を解放するため、もっと自分らしく生きるために、自分を変えるモチベーションとして使ってしまうんです。
他人と比べて落ち込むことに使うのではなくやる気に変えていけたら、良い方向に進みそうですよね。