最近、人付き合いにおける距離感の悩みのご相談が多いのでちょっと考えてみたいと思います。
心理的には、苦手な人というのは、あなたにとって何か学ぶことがあるとか、あなたの投影だとか、いろいろ言われています。
相手がどうこうじゃなくて、あなたの内面にしんどくなる要因があると考えたりするんですね。
で、自立的で真面目な人は、それならば克服しなきゃ!と思ってがんばります。嫌だなぁ、しんどいなぁって感じながらも、お付き合いを続けていくんですね。この心理的な考え方はその通りなんですが・・・
プライベートで何もそこまで頑張る必要はないと私は思うんですね。職場とか、何か公の関係性であればまた別ですよ。
でも、プライベートでしんどくなるような相手とお付き合いするのはやめていいんですよってお伝えしています。
その心を見ていくと、その人に興味があって仲良くなりたいって思っているわけじゃなくて、仲良くしなきゃいけないんじゃないかという義務感だったり、
一回関係性が出来ているので、今さらどうやってお付き合いをやめていいのかわからなかったり、その人から嫌われたくなかったり、その人とのお付き合いを辞めたら1人になってしまうからとか、そうした理由が見えてくることが多いんです。
人付き合いって、相手に興味をもって仲良くなりたいって思っている場合と、本音はそうじゃないのに仲良くした方がいいからという理由で付き合っているのとでは相手に全く違うメッセージが伝わっているはずです。
プライベートなお付き合いはもっと楽でいいんです。
なんとなく好きな人、理由はわからないけどすぐ打ち解けられる人、心地の良い人をあなたの周りにおいていいんだって思ってみてくださいね。
名古屋・鶴舞にある面談ルーム。
ここ最近ホワイトボードを使ってカウンセリングをするのがお気に入りです。