自分らしく生きる

コミットメントに気合は要らない

2018年7月12日

自分が「選択」していると、考えることで主体性が生まれ、問題解決の力が、自分の手の中に戻ります。

例えば、いつも誰かのことが気になって「嫌われてないだろうか」と気になるとします。

そうやって人の言動を気にして毎回悩んでいるのが嫌になったら、「もう、辞めよう」と思えば、そうコミットすればすんなり辞められるのです。

コミットメントには実は気合が要らないのです。

理論上は、ではなく実際にもそうなのですが。

が、しかし。

そう簡単に、はい、決ーめた(*^▽^*)とならないことも多いですよね。

これには、納得感が要るからだと思うんです。肚落ちして、もう心の底から辞めよう、変えよう、と思う感覚が必要で。

人目を気にするのを辞めようとしても、人目を気にすることのメリットがある場合は簡単に辞められません。

人目を気にしている方が良い人でいられるとか、人目を気にしなくなるとわがままになっちゃうんじゃないかとか

もしくは悪い自己イメージに固執しているとか、気にし続けるには何らかの理由があるものなのですね。

なので、現状も嫌だけど、現状に留まるメリットもあるわけです。

コミットするには、そのメリットを上回る何かを選ぶことになります。

気合が要らずに、うん、もうやーめた(*^▽^*)となれるときは、納得したときです。

いつ納得できるのか、いつ肚落ちできるのかについては個人差があり、その葛藤を整理したり自己イメージを回復したりするのがカウンセリングなんですね。

カウンセリングを一回受けただけでも、目に見える効果が出て「もっと早く出会いたかった!」と言っていただけることもあります。

とても嬉しいですし、そう言ってもらえてすごく有難いなぁと思います。

でもきっと、私と出会うまでにクライアントさんがたくさん悩んで葛藤して、改善するために努力してというプロセスがあるからこそという気もするんです。

悩みに葛藤はつきものです。その葛藤をどう扱うか。

自分に制限がかかっているなら制限を解放していくこと。それはカウンセリングの得意分野です。

コミットメントがすんなりできるときは、無理やり感はなく、本当に「はい、変えます」「うん、もう辞めよう」みたいにアッサリ。

気合で無理やりやるのではなく穏やかで優しい気持ちで心を扱います。

すると、あらら?あんなに思い込みが強かったのにそれほどでもないかも?と自分にかけた制限がどっちでもよくなっちゃうのです(笑)

気合や強い意思も時には必要ですが、本来の自分に戻り安心感が持てれば自分の力は最大限に発揮されるのです。

-自分らしく生きる
-,

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.