自分自身・人間関係の悩み

寂しいと感じることができたなら、繋がりはすぐ目の前にある

2015年1月25日

孤独です。寂しいです。誰かと一緒にいても虚しいです。カウンセリングの現場ではこういったお声をよくお聞きします。

親しい友達がいない、当たり障りのない会話をするだけの相手しかいないと感じているとき、親密感がないというのは、やはりとても辛いものだと思います。

私自身も、寂しさや孤独感を感じてきましたし、一匹狼タイプであったりもしますので、寂しさを癒すのは重要なテーマであり、ずっと繋がりや親密感を求めてきた経緯があります。

でも、寂しいって感じられることは、とてもいいことだと思うんですね。

なぜなら、寂しいと感じられる分だけ、私たちは人との繋がりや親密感を求めることができるからです。

というのも常に孤独であり、常に寂しい状況が当たり前になっていると感情が麻痺してきて、寂しいって感じられなくなるんです。
私がカウンセリングを受けた当初は、自分が寂しいだなんて思ったことがなかったんですね。寂しいって何言ってるの?って感じでした。

ところが。

癒しが進むと、感情を感じられるようになり、実はずっとずっと寂しかったんだということに気がついたんです。

すると、もう寂しくて寂しくていてもたってもいられなくなってしまいました(笑)。

結果的には、寂しいんだって気付いたことで、人との繋がりや親密感が自分にとって大切だとわかり、自らそれを求めるようになりました。

あなたが今寂しいと感じているのなら、人との親密感や繋がりはもうすぐそこ、目の前にあります。

あとは自分から手を伸ばすだけ。繋がりが欲しいんだと素直に求めてみてください。

寂しさが感じられる人は、人の痛みもわかってあげられますし、繋がりがいかに癒しをもたらすのかその影響力を無意識では理解しています。だからこそ求めたくなるんですね。

もし繋がりが感じられたら、誰と一緒にいても、一人でいても、いつも誰かとの結びつきを感じられるようになります。

心が安定して、どっしりした幹があるような感覚といいますか。

繋がりを求めて手を差し出したとき、嫌われたらどうしよう、受け取ってもらえなかったらどうしよう。様々な怖れが出てくると思います。そこには少しの勇気が必要ですね。

私も寂しさが癒されたように、あなたもきっと大丈夫ですよ。

本日面談カウンセリングを行った名古屋ルームの様子です。3部屋ありましてそれぞれ雰囲気が違うんですよ。どのお部屋も落ち着いた空間になっています。

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