高見のエッセイ

ダンサーから学ぶ、生き方あり方

2014年12月9日

週末にダンスイベントに行く機会がありまして。ジャンルとしてはヒップホップ系だったんですが黄色い歓声も沸き起こりつつ、また熱気がすごいんです。

お披露目的な意味合いもあるイベントだったんですが、舞台に出てくるダンサーたちは皆「俺の(私の)ダンスを見てよ!」「どう?すごいでしょ!」と言わんばかり。

いえ、実際そう言ってるわけじゃないんですが、激しく踊りまくるその姿は、とても堂々としていて、自分の持てる力を全力で舞台に置いて来ようという意欲がすごいんです。

そこには、恥ずかしいとか、下手だと思われたら嫌だなぁとか、そういう引っ込み思案な感覚が全くなくて、ただただ全力で自分を表現するだけ。

人付き合いなどで、嫌われたらイヤだなとか、相手にどう思われるんだろう?とか、失敗したらイヤだなって不安になることってあると思うんですが、ダンサーを見ていると、どこに注目するかという視点がまるっきり違うんだなと思わずにはいられませんでした。

自分がどうありたいか
自分が何をしたいか

ただそれだけを、全力で追求してとことん楽しんでそして観客と喜びを分かち合う。

私たちのいろんな悩みも、物の見方をちょっとシフトするだけで全く違う景色が見れるようになる、そのことを改めて感じました。

私は恥ずかしがりやさんなので、自己を300%くらいの勢いで何百人もの観客に向けてアピールするダンサーの姿はとても輝いていて眩しかったです~。

変化をするときというのは、暗い舞台裏から、スポットライトが眩しく当たるステージへ、怖いよーこわいーと言いつつも、最後は、えいやっ!っと飛び込む、そんな勇気だけが必要なのかもしれませんね。

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