高見のエッセイ

繁盛するかどうかは情熱次第?

2015年3月26日

デパ地下や、最近ですとバレンタインの特設会場などで。

フロア全体がお客さんで混雑している中にも、人がたくさん集まって大人気のお店と、なんとなく店員さんが元気がなくて呼び込みもしていなくてお客さんがいないお店と、両方あると思います。

人はこんなにいるのに、なんで明暗が分かれるんだろうといつも気になるのです。

デパートに出店できるくらいだから、商品のクオリティに大繁盛と閑古鳥もの差があるとも思えません。

わたしは売る気のあるお店が好きです。わたしに売ってくれる気のあるお店ということですね。

英会話を習っていたときも、一番最初にパンフレットが届き、一番最初に体験レッスンをして熱心に売り込んでくれたスクールに決めました。

洋服を買うときも、一生懸命接客をしてくれて一緒に組み合わせを考えてくれるお店で買うことが多いです。対応してくれた店員さんの情熱次第といいますか。

もちろん、ゴリ押しではひいてしまうので、こちらにも買ってもいいかなという気持ちがあって、それにちょうどいいくらいの加減で背中を押してくれたということなのかもしれません。

「いいものだから買うのがおすすめですよ」、そんなニュアンスが心地よいですね。

冷静でいることを良しとして、がむしゃらに頑張るとか、やる気や情熱、悔しい気持ちを表に出すことは恥ずかしいしカッコ悪いと感じていた時期もありました。

でも今から思えば、冷静で平気なふりしてる方がカッコ悪かったですね(笑)

いいものだから是非あなたもどうぞ、という気持ちには情熱があるので、受け取る人からしてみてもエネルギーを感じます。

その強いエネルギーに感化されて、人は動かされていくのかもしれません。

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