前回書いた記事「”あ、これ好きかも”の感覚を大事にする」に素敵なコメントが寄せられましたので少しご紹介します。
「今日ある方のファッション・エッセイ本を読み、「今の仕事に加えて、ファッション・美容関係の仕事にも就きたい。来年には」とインスピレーションを受けました。本屋さんに行くと、「好き」に対するアンテナが敏感になる気がします」
おぉ~、素晴らしい。
メインのお仕事が別にあったとしても、無理のない範囲で平行してチャレンジしていけるといいですね。応援しています!その後についてもよろしければ教えてくださいね。
本屋さんに行くと「好き」に対するアンテナが敏感になる、というのはわたしも同じところがあって
所狭しと並んだ本を見るとわくわくして好奇心が刺激されます。
「好き」に対するアンテナの感度を高めるためには
その物事が「好き」か「嫌い」か「興味がある」か「興味がない」かという感覚が大切です。
ここでよくやりがちなのが
・~した方が得だ・損だ(損得勘定)
・~すべきだ(義務感)
こちらは頭を使って思考しているので、せっかくのアンテナの感度が鈍くなってしまいます。
アタマで、こうした方がよいとかこうするのはダメとか考えているとほんとうに自分が何をやりたいのか、何を楽しいと感じるのかがわからなくなってしまうんです。
やりたいことが何かわからない
好きなことが何かわからない
という方は、アタマで考える癖がついているのかもしれません。
なるべく考えずに感じてみようと思ってみてください。すぐには難しいですが、感覚を大事にすることによって少しずつ「好き」に対する感度が上がってきますので気長に取り組んでみてくださいね。
好きなことがわからない場合は、嫌いなことに注目してみるのも一つの方法です。
嫌いなものの方がわかり易い傾向にあるので、嫌いなものの反対をイメージしていくのも有効です。
ちなみに以前の私は、かなり損得計算をしていたように思います(笑)
でもそういう計算をしているときは、物事がうまく進まないものです。
やりたいことを見つけよう!と意気込んでいたときにも、これをやったほうが得かな、この資格があった方が有利かなと考えていました。
ただ興味のないことには力が入らなかったり、やってみたものの続かなかったりして、やっぱり自分が興味があって好きなものにしか情熱は注げないんだなと改めて感じているところです。
インスピレーションは、心身ともにリラックスしているときにおりてくることが多いようなので、一日のうち、少しの時間でもアタマの中を空っぽにしてみましょう。