自分の苦手なことに対する取扱い

人間なので得意なこともあれば、どうしても苦手だなと思うこともありますよね。

自分の弱い部分ってすごく気になるもので、なんとか克服しなくちゃとがんばってしまうものですが、苦手なものを克服して平にならすのか、それとも得意なものを伸ばしていくのか…どちらがいいのでしょうか?

年末年始、大掃除をしていたときに、就職活動をしていた頃の資料がたくさん出てきました。エントリーシートだけじゃなくて大学主催の就職合宿?みたいなのであったこと、参加者からもらったフィードバックなどもきっちり全部ファイルされていました。

私、意外に几帳面だななんて思いましたが、どれどれとパラパラ見ていたらあることに気づいたんです。

今得意なことは当時も得意、今苦手なことは当時も苦手だったということに…。

得意なことは、論理的に考えをまとめたり説得力を持たせたりすることで、苦手なことは、グループで何かしたりグループの中で自分を主張していくこととかですかね。

そうはいっても、当時苦手だったことでもそのときより随分できるようになったりしているんですが、それでも、苦手だったことがめちゃくちゃ得意になったかというとそれはないみたいで。

もちろん苦手だと思い込んでたけどやってみたら案外できた、ということはあると思うんですが、それは単に事実じゃなくて思い込みがそうさせていただけかもしれませんよね。

社会人になると、苦手だからといって全くやらなくていいかといえばそうもいかないこともありますし、苦手でも敢えて取り組むことで得られる学びや気づきもいっぱいあります。

カウンセリングで扱うときは、たいてい、苦手なことをがんばってきたけれどうまくいかないというケースが多いので、自分を責めることをやめて苦手なことはまわりの人に助けてもらうという方法をオススメします。

そのためにも、苦手なことを自分でフラットに受け入れることが必要なのですね。

苦手なことをがんばるのか、得意なことに力を注ぐのかは、そのときの自分に必要なものを選んでみるといいと思うのですが、苦手なことを克服してばかりだとほんとに時間だけ過ぎちゃうので、苦手なことはそこそこにして、得意なことにエネルギーを注ぐほうが断然オススメです。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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