自分自身・人間関係の悩み

誘われないと傷つく、でも誘われても気を使う

2020年6月9日

人間関係に苦手意識がある人は、近づきやすい人よりもちょっとハードルが高い人に近づこうと頑張る傾向があるなと感じます。

例えば、みんなできゃっきゃしているような華のあるグループがいて、楽しそうだから仲良くなりたいな~と思って近づいてみるものの、実際話してみると、全然話題が出てこなかったり会話も盛り上がるわけでもなくて、もしかして、合わない??と思ったりして。

私たちには相性というものがあるので、もし合わないかもと思ったら別の人と仲良くしたらいいんですよね。

でも、ここでこだわってしまうと「先日あの人たちは遊んでいたみたいだけど、私は呼ばれなかった…」など、輪に入れなかったことを気にしてしまうことも。

かといって、誘われたとしてもそんなに楽しめないのがわかっていたりするのですよね。

誘われたら嬉しいけど気を使って疲れる、誘われなかったらショックを受ける、みたいに、なかなかややこしいのですが、こういうお話が出てくるときは「私は人から歓迎されない」というような自己概念が隠れていることが少なくありません。

自分でそう思っているので、誘われなかったら、ほーら、やっぱりねと心のどこかで思うのです。

でも、もし相性が合わないとしたら本当はお互い様のはずですよね。

あなたがいいなぁと思ったのは、その人たちそのものではなく、楽しそうにきゃっきゃしているその雰囲気だったのかもしれません。

であれば、その人たちと仲良くできなかったとしても、他の人と親しくすることでいいなと思っていた楽しそうな雰囲気は手に入れることができますよね。

最初に書いたように、こういった悩みを持つ人は近づきやすい人に近づくのではなく、ハードルの高い人たちにあえて近づこうとする癖があるようです。

ハードルの高い人たちと仲良くできたら人間関係に対する苦手意識が払拭される!とどこかで思っているようなのです。

これ、私自身も身に覚えがあるのですが、もし昔の自分にアドバイスができるとしたら、

合う人と仲良くしたらいいんだよ
好きな人と長い時間を共にしたらいいじゃん
苦手意識を克服する必要はないんだよ

と言うでしょうか。

当時の私が聞いたら、えーーー!?って思うだろうなぁ。克服しなくていいの??みたいな。

こういったお悩みのある人は「自分は仲間に入れない、歓迎してもらえない」という自己概念が実は間違っていたと気付くだけでいいと思うのです。

昔々そういった苦い経験があって、ネガティブな自己概念が強化されてしまったのかもしれませんが、今もその昔の自己概念に縛られて苦しみ続ける必要はないですよね。

あなたが本当に欲しいもの本当にやりたいことって何でしょう?

もしかしたら、今こだわっているものとは違うものかもしれませんよね。

カウンセリングもお役に立てると思います。
よかったらお話聞かせてくださいね。

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