周りとはうまくやっていて、これといって嫌な人もいない。むしろみんな良い人たちだったり親切だったりする。なのに、ふとしたときに無性に寂しくて、満たされない感覚がずーっとしている。
こんな感覚があるときは、あなたの心が孤独を感じているときなのかもしれません。
孤独って不思議なもので、ひとりぼっちでいるから孤独なわけではないんです。むしろ物理的に一人でいても、孤独を感じないときもありますよね。
孤独というのは、物理的なものではなくハートが感じるもの。だから周りに人がいても、うまくやっていても孤独なときはあるんです。
ではなぜ、周りとうまくやってるのに孤独なのか? といえば、ほとんどの場合はハートが閉じているからです。
周りを優先して、周りに合わせる。その場にふさわしい自分でいる。
そんなふうに、本来の自分で在ることではなくて、その場所や周りにいる人たちに自分を合わせに行っていませんか? これはもう無意識にやっちゃっていることだと思うんですけどね。
自分を枠にはめ込んでる形になっているので、本来のリラックスした自分ではないわけです。だからハートが緊張しているし、きゅっと閉じている。
ハートが開いているときは、いろんな良いものが入ってきますし交流ができるので、人との間につながりが感じられます。でもハートが閉じているときは、つながりが感じられないんですよね。
つながりって何ですか?と思った人は、もしかしたらハートが閉じ気味かもしれません。つながっているときは、体感としてはっきりとわかりますからね。自分は独りじゃないって思えますし、心が満たされた感覚がするのですぐにわかると思うんです。
周りとうまくやってるのに孤独な状態って地味にしんどいと思うんですよ。自分でも不思議に感じちゃうと思うんですよね。「うまくいってるはずなのに、なんで満たされないんだろう?」って。
でもあなたに必要なのは、ハートを開くこと。そしてそれによるつながりを感じることが必要かもしれません。
ハートを開くためには、安心して自分を出せる場所やそんな相手がいります。自分をありのままに受け入れてくれる人です。
そんな人…出会ったことないよ~と思われた方もいるかもしれません。でも、あなたの理解者になってくれる人は必ずいるのでどうか安心してくださいね。
今いる場所でも、ハートを開く体験をすることができたら、環境はそのままで孤独がなくなることも可能かもしれません。まずは自分の気持ちをありのままに話す体験をすることが一歩かなと思います。よかったらあなたのお話を聞かせてくださいね。
私も、昔はとても孤独を感じていましたが、自分の気持ちを話して受け入れてもらうという体験をしたことで、ハートが開く感覚・つながる感覚を体感することができました。そして、一人の人と信頼関係をつくりそれができるようになると、今度は別の場所でも再現することができるようになり、その輪がだんだん広がってきて今に至ります。するとハートが比較的オープンでいられるようになるので、孤独を感じにくくなるんですよね。
自分の気持ちを話す体験は、自分とのつながりを太くします。あなたはこれまで、自分の気持ちをじっくり聞いてあげたことはありますか? 実はこれも、孤独を癒すためにはとても大切なことだったりするんです。