自分らしく生きる

才能の使い道

最近、自分の才能(魅力、価値とも言えるかもしれません)に気づいて、それを「どう使っていけばより自分を生かすことができるのか」に思い至る人たちが増えてきて、とてもうれしく感じています。

才能って、それが自分にあることに気づかないと使い道すら考えることができないので、まずは気づいて認めていくことからはじまるのですが、

才能は磨けば磨くほど光ると思っているので、才能があることに気づいたら、次はどう使えるのか、どう役立てられるのか、その使い道を考えることなのかなと思います。

ここでいう才能とは、何もそんな特別なことをイメージしているわけではなくて、コツコツ努力できるのも1つの才能だと思うし、その人がいるだけで周りが安心するのであればそれも1つの才能だと思っています。そう考えてみると、才能ってかなり幅広くていろいろあるんですよね。

クライアントさんを見ていても、周りからすごく信頼されるタイプだろうな~と思う人もいますし、かわいらしくて雰囲気で癒されるような存在感のある人もいらっしゃいます。ユーモアがあってお話するだけで楽しい人もいれば、人の懐にすっと入っていくのが上手なタイプの人もいます。もし「私には才能がない」と思っている人がいるのならどうぞご安心を。ちゃんとありますからね。

ただし、才能ってキラキラしたイメージがあるかもしれませんが、本人からすると当たり前にあるものなので、これがあなたの才能ですよと言われても「はぁ。そうですか」とか「へえ~、自分的にはよくわからないけど、そうなのかな」のような感じで、いまいちピンとこないというか、テンションが上がらないものである可能性もあるんです。

でもそれは自分にとっては当たり前だけれど、他の人にとっては全然当たり前じゃなかったりするんですよね。隣の芝生は青く見えるみたいに、自分にとって当たり前すぎるとその貴重さになかなか気づけなかったりするのですよ。

さらに、才能は問題となって表れてくることもあるので、そうした場合は、才能を発揮すると問題が起きるという負の側面を連れてくるケースもあります。

感受性の豊かさなどはわかりやすいかもしれませんが、いろんなことに気づいて感じるのは素晴らしいことなのですが、ちゃんと使うことができていないと、要らない情報までどんどん引き受けちゃってしんどくなってしまうこともありますよね。

なので、問題となって出てくる場合は、それこそ素直に、それが才能だと受け入れられないこともあるかもしれません。

カウンセリングをしていると、まずほとんどの人たちが自分に自信がなかったりするので、自分の良さにあまり気づいていないことが多いんですね。

私はその人の魅力とか才能を見つけるのすごく好きなので、何回も何回もお伝えしたりするんですけど、癒しが進んでいくと「こんな自分も結構いいところあるんだなぁ~」というふうに変化してきて、そのうち「そうですよね、私ってこういう良い所ありますもんね」と堂々と言えるようになる方もいて、ここまでくると、私的にはしめしめです笑

もし何かやりたいことがあったり、実現したいことがあるのであれば、自分の才能をどう使っていけばより生かせるかな~?と考えてみるといいですよね。

結構ね、自分の才能に気づけたとしても「こんなの大したことないんじゃないか」と思っていたり、それをどう使っていいかわからなかったりして、止まってしまっているケースが多いように思います。

でも使えば使うほど磨かれるのが才能です。放っておいてもなかなか輝いてはこないですからね。やっぱり使ってなんぼ。

その才能を使ってどんなことがしたいのか?何に生かせるのか?そんなところにも意識を向けてみると、またひとつ違った発見があるのではないでしょうか。

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