中には嫉妬してくる相手が母親(同性)というケースもあります。
どの人からの嫉妬であっても、基本的な考え方は今までと一緒なんですね。
自分の魅力を受け取り、相手にも同じ魅力を見出す。大事なことはそれだけです。
ただ娘の立場からすると、母親からというのは「なんで?」と思いますし悲しいですよね。
母と娘は同性なので、娘に対して女である自分を投影して距離感が近くなりすぎてしまうことがあるようです。
あまり考えたくはないことですが、上から抑えつけて言うことを聞かそうとしたり、容姿についてのダメ出しをしたり、娘が父親に可愛がられているとイライラしたり、娘が幸せそうだと面白くないと思ってしまったりといったケースもあります。
そうなってしまったのには、母親なりの事情があります。
もし父親(夫)と仲が良くて心が満たされていたら、きっと娘に対して嫉妬して足を引っ張るようなことはしないでしょう。
母親から嫉妬されてしまうと、娘は強い罪悪感と無価値感を抱えることになります。
素直な子どもですから、「そうなんだ、お母さんが言うように私はダメなんだ」「私が悪い子だったから…」「お母さんからお父さんを取ってしまった」と思い込んでしまうのです。
無価値感については、それくらいダメ出しをしないと抑えられないほどに、あなたという女性が魅力的だったという本当の理由の方を見ていただきたいんです。
「私は可愛くない、だってお母さんもそう言ってたし…」と思い込んでいるけれども、実際はとっても綺麗だったりします。
おそらくご自身で認識されているよりも、ずっとずっと女性として魅力的であるはずです。
お母さんが必死になるくらい私には魅力があったんだと、まずは知って受け入れることがとっても大切です。
そして「私のせいで…」とか「私が悪い子だから…」という罪悪感については、真実ではないことを知っていきましょう。
母親の心が満たされていないこと、父親との仲があまりうまくいっていないことは、娘であるあなたにはどうすることもできませんよね。
あくまでも「お母さんの問題」なのだと分けて考えてみてくださいね。
強い罪悪感があればあるほど、あなたはお母さんを助けてあげたかったし、愛したかったのだという証拠になります。
そんな優しい気持ちのある自分を、どうか悪い子だなんて思わないであげてくださいね。
この記事ではサラリと書いていますが、実際のご相談ではもっと時間をかけて丁寧に扱っていきます。
そして最後にもう1つ大切なことがあります。
母親から嫉妬されると、感情的にかなり振り回されてしまいますよね。
もうコリゴリと思ったら、母親がどうであろうとも「自分らしく生きていこう」って決めてくださいね。
あなたがそう決めさえすれば、女性としての魅力はますます輝いてきますし、母親との間にある様々な感情に振り回されることも減ってくるでしょう。