人目が気になるときって色んなシーンで出てきます。誰かに恋心を頂いたときも、電車で席を譲った方がいいか迷うときも、そして好きなことをしたいときも。
どんな反応をされるだろう?変だって思われないかな?って気になりますよね。
元をたどれば、人目とは、かつて親の目を気にしていた時代の名残なんですけどね。
実際、好きなことが人から理解してもらえなくて恥ずかしくて言えなくなってしまった、という方もいらっしゃいます。
私も好みがちょっと変な上に恥ずかしがりやなので、うんうんよくわかるなーと思うんですよね。
私の友達に、人の懐に入るのがとても上手な人がいます。
桜が綺麗だった頃、桜の下で写真を取りたくてどうしようってときに、たまたま前を通りかかった郵便配達のお兄さんに、あ、あの人に撮ってもらおう!と
「すいませーーーーん。写真撮ってくださぁい(^^♪」と駆け寄っていった彼女。
「あ、いいですよ^^どんなアングルで取ります??」と結構乗り気なお兄さん。
何枚か撮ってもらって大満足だったんですが、するっと人の懐に入って好意を引き出す術はさすが! 知らない人に声をかけることに躊躇がないんですよね。
今日は何があるんだろう?と思うほど警官隊がたくさんいる現場に遭遇したときには、警察の人に「今日はなにがあるんですか?デモですか?」と声をかけて聞いたり。
ちょっとしたことなんですけど、これが堂々と出来るかできないかと、好きなことをしようと思う時に恥ずかしさから躊躇してしまうことって決して無関係じゃないと思うんですよね。
恥ずかしがりのレベルにも段階はありますが、人目が気になる上に、知らない人に声かけることに躊躇する場面が多いのなら
何でもない時に写真を撮ってもらうとか、何に行列してるのか聞くとか飲食店でおすすめは何かを聞くなど、人に声をかけることにチャレンジしてみると効果大です。
日常のちょっとした恥ずかしさを越えるという体験が大きな「好きなことをする」ことの恥ずかしさ、人目が気になる感覚の克服に繋がっていきます。