相手は自分の鏡だといわれています。
周囲にいる人達が魅力的だと感じるときはあなたも同じように魅力的で、周囲にいる人達がひどい人ばかりだと感じるときは、あなたが自分を大切に扱っていないときなのかもしれません。
周りにいる友人たちが輝いてみえるのは素晴らしいことですよね。それだけあなたも輝いているということなんだと思います。
似たもの同士といいますか、波長が合う部分がないと友人として出会うことはないでしょうからね。
でも、みんなすごい!って賞賛する気持ちと同時に「いいなぁ、みんなすごくて。私なんて何のとりえもないし、あれはできないし、これもダメだし」って自己否定に入ってしまうことは、みなさん1回は経験したことがあるんじゃないかと思います。
あんなふうに私はできない。自分は何も持っていないと感じてしまう。まるで友人が光で自分は影であるかのように。羨ましいを通り越して、自分がみじめに感じることもあるかもしれません。
こんなときは、どう考えて突破したらいいのか?
ついついやりがちなのは、、、自分の外側を観察することなんです。
私にできることってなんだろう、どういう役割だったらやれるのかなと、みんなの様子を見て探そうとしてしまう。周囲を見渡して頭で考えてしまう。
でも、いくら頭で考えて探しても答えはそこにないんです。
周囲の友人たちと同じように、自分が輝くためのヒントは自分の中にあります。むしろ自分の中にしかないと言ってもいいかもしれません。
何をしているときに楽しいと感じるか。何をしているときに自然と喜びが湧き上がってくるのか。
嬉しいと感じる心や、楽しくてわくわくする感覚を置き去りにしたままでは心からの充足感は得ることができません。喜びと楽しさの要素が自分の中のどこにあるかを探すこと、ですね。
これを言うと必ず言われるのが「自分がどうしたいのか、何を求めているのかがそもそもわかりません」というもの。
本気でわからないとそのときは感じていると思うのですが、色々とカウンセリングでお話していくと、本当の意味で、自分が求めているものがわからない人には私は出会ったことがありません。
みなさん決まって、これをしているときは楽しい!という喜びポイントをちゃんと知っているんです。
なのに、それが役に立たないことだからとか、大したことじゃないからという理由で自分が求めているものとして認識していないだけなんです。
なので、そういった理由は横に置いておけるといいですね。純粋に自分が心から楽しいと思えるものをしていくことが、自分を輝かせることにつながっていくでしょう。