もしあなたが断ることに何の抵抗もなかったら。または断り上手だったら。きっと時間が有効に使えるんじゃないかと思います。
それくらい断れなくて悩んでいるというお話は多いんですね。
最近、私もありました。誘われるときってなぜか重なることが多いみたいです。全部にYESと言っていたら時間がなくなっちゃうので、先の方に延ばしたりして。
断りたい!ってときも、「当分は結構です」という気分なのか、「直近は気が乗らないだけ」なのか。いろいろとありますよね。
気が乗らないんだから、断ればいいじゃん。と思うものなんですが、なかなかしづらいものがあるんですよね。
断って、相手の気分を害したくないという気持ちもあります。期待に応えたいというのも、もちろんあるでしょう。これもある種、パターンだと思います。
お母さんの期待に応えたいと思ったところから端を発していることもあります。
自分より他人の期待に応えようとしてしまうパターンをお持ちの場合は、そのパターンを変えるためにカウンセリングで家族の関係について扱っていくこともあります。
一番多いのは「断ることは悪いことだ」という観念が根強くあるケースですね。断ったら冷たい人だと思われるんじゃないか。だから、その人の前では「いい人」でいたいと思う。
断ることに罪悪感を感じてしまう人はそもそも断ることは悪いことではない、と知ることですね。
そのときの気分で動いていいんです。たまたま気が乗らないこともあっていいんです。「いい人」でいたい気持ちはわかりますが、どうか自分に嘘はつかないようにしましょう。
気が乗らないだけなのも立派な理由です。「今はバタバタしていて」「ちょっと今回はパスね」って気軽に言えるような間柄の相手をつくっていきたいですね。