よくある人間関係の悩みで、自分は冷たい人だという自己概念があります。
実際に、思いやりがなかったり、優しい気持ちにならない、助けてあげようって思えなかったりします。
だから、どうして優しい気持ちや何かしてあげたいっていう気持ちにならないんだろう?と思い悩むわけですね。
ここで悩んでいる時点で、冷たい人じゃなく優しい人だというのは判明してるんですが、そうはいっても本人は真剣です。本当に冷たい人は悩まないので、悩むということは優しくしたいと思っているわけです。
でも、できない。なぜか?
冷たいって自分を責めている人は、頭の中が自分のことばかり占められていてあまり人の事を考えていないというのもあります。
そうすると私は自分のことばっかり考えているからだ!って思うんですが、確かにそうなんだけれども、それが原因ではないんです。
自分のことばかり考えているんだれど、自分を認めて大切にするためではなく自分を責めることに使っているはずです。
自分にダメ出しばかりしていたら、心は余裕がなくなりますし、そんな状態で人に優しくするのは難しいですよね。まずは私!ってなるのが普通だと思います。
なので、まず自分を大事に、自分の気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
自分のことばかり考えるのであれば、その時間は、自分にとって優しい時間にしてみましょう。そうすれば、心にゆとりが生まれて満たされますので、人にも優しくできるようになります。
私は冷たい!って思い悩んでいる方は、自分のこと本当に大切にしていますか? 自分に優しく思いやりを持って接していますか?と振り返ってみてください。
YES!となったときは、その悩みはなくなっているはずですよ。