自分らしく生きる

素敵な人にならなくていいんです。タイプが違うだけ。

2015年12月28日

カウンセリングでお話していると、すごく優しくて気配りが出来てといういわゆる「素敵な人・よくできた人・役に立ってる人」が身近にいて、私もそういう人にならないと!と思って頑張ってみるんだけど、うまくできなくて落ち込んで、もう私なんかダメだと自分に✕をつけている人によくお会いします。

でもね、タイプが違うんです。役に立つといっても、色んなやり方があります。こうしなければ役に立てない!というものはないんです。

優しくすること、時にはビシっと言うこと、気配りができること、のほほんとしていて存在で安心させること。人の数だけ、役に立つやり方はいろいろとあります。

社会通念にあるような素敵な人に自分が当てはまらなかったとしても全く問題ありません。

カウンセリングでは、そういう人が自分で自分のタイプを認めて受け入れていくことをお手伝いしていますし、実際に自分のタイプを認識したときって笑いが起きるんです。図星すぎて、面白くなっちゃうんですよね(笑)

自分のブラックな部分も、ちょっと計算高い部分も、人間くさい部分も、めんどくさがりでえり好み
しちゃう部分も「それでいいじゃん!」って思えると、苦しみが全部笑いに変わります。そして肩の力が抜けてホッとできるんです。

私自身は、笑いに変わるこの瞬間がとても好きで、はい、クライアント様の「あっはっはー」という笑顔を見るのが本当にたまらなく好きです(笑)

というのも、私自身も社会通念にあるような価値とか、自分が持っている、良い人、やさしい人、良い子ども、良い妻、というようなステレオタイプに自分が当てはまらずにずっと悩んできたからです。

当てはめようとするんだけど、タイプが違うからどうしてもできないわけです。そして本当の本当のところは、そんなにやる気もないわけです(*ノωノ)それでずっと自分を責めてきたけど、やっぱり無理だなと。

もちろんステレオタイプが抜けきったわけではないので、今でも悩むことはあります。でも、答えはもう分かっちゃったのですよね。受け入れるしかないなって。

自分が一番輝ける場所を見つけることが、本来のお仕事であって、捻じ曲げて無理やり素敵な人になろうとすることではないんですよね。

素敵な人、いい人になろうとしなくなったら素敵だって言われるようになりますから。ここらへんも逆説で面白いところです。

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