私は選ばれない、そんな不安を持つ方へ　その2

私は選ばれない、私は求めてもらえない、そんな不安を持つ方へ。昨日の続きというか、補足です。

昨日の記事はこちら。

現実に起きる結果と、自分の本質的な価値とは関係がないという話でしたが、ここが腑に落ちていないと、私だからダメなんだ、私だから選ばれないんだ、という痛みにハマってしまいます。

この痛みにハマると、思考回路がストップして物を考えられなくなってしまうので、それが一番厄介なことかなと思いますね。

自分が自分でなくなる以外に解決の術がなくなってしまいますからね。

私も、一時期そんなワナにハマっていたことがあり、当時の思うようにいかない現実を直視すると、「私だからダメなんだ」が答えのような気がして

でも、もしその答えが真実なら立ち直れないので、見ないようにしていたんですが、スルーしても、何回も追いかけてくるので（笑）一回、真剣に向き合ってみようと怖れの正体をつきとめてみたんです。

すると昔あった記憶・・・あのとき仲間外れにあったなとか、私だけ選んでもらえなかったとか、なんのかんのと過去の痛みが噴出しましたが、その痛みを受け入れてみると案外楽になって、目からウロコがぽろり。

思うようにいかない現実と、私の価値って全然関係ない話じゃん！と腑に落ちたんですよね。

ただし本質的な価値とは関係がないけど、うまくいくようにするための工夫は必要なんですよね。

例えば、お店をやっていてお菓子を売っていたとします。

隣のお店はよく売れているのに自分のお店の売れ行きは良くないとします。

自分の痛みにハマると、私のお店だから選ばれないんだになっちゃいますが、するともう改善のしようがないですよね。

でも本質的な価値はちゃんとあるんだという前提で動くと…

私のお店はいいお店。私のつくるお菓子は美味しい。と肯定するところから出発します。

良いのに、なぜ売れないのか？ということになるので、単に、良さを知ってもらってないのかもしれないし、もっとお菓子の魅力を伝えるやり方があるのかもしれないと色々と工夫をすることができますよね。

恋愛でも人間関係でも「私は選ばれない」と思わせるような出来事があっても、自分の本質的な価値とは関係がない。

自分には価値がある、魅力がある。
そこからまずはスタートする。

もしうまくいかないことがあれば工夫してみる。「私の価値、魅力」はある前提でどうすればうまくいくか？を考える。

自分に価値がある
自分には魅力がある

これを頭での理解ではなくて体感として腑に落ちる状態に持って行くのが、もしかしたら一番難しいのかもしれませんね。