週末は大阪で面談カウンセリングとセミナーに出ていたのですが(今週末は東京出張です!)セミナーで印象的なフレーズが出てきたのでここでご紹介します。
抽象的かつ感覚的な話になりますが、でも、とても大事なことなので、なんとなくでも「なんかわかる」と伝わるとうれしいです。
自立してがんばってきた人は努力することで物事に対処しようとしますよね。努力することはとても大事なことで人生を良くしていくのに必要なこと。
ところが一緒に、コントロールしたい欲も出てくることがあります。コントロールは自分の思う通りに進めていきたいと思うことなのですが、セミナーでは「コントロールする人は自分が神になろうとしている」という表現で説明されていました。
コントロールしたい人は自分の思う通りにならない展開に不満を持ちやすく、コントロールが及ばないような未知の領域に恐れを強く持つ傾向があります。
たとえば、パートナーシップでは主導権を握りたがるでしょうし、でも主導権を握れるような相手には次第に物足りなくなっていくジレンマがあったりします。
また仕事などで自分のコントロールが及ばないようなステージに上がっていくときには、ひどく怖いことのように感じるでしょう。
コントロールしたい人は一見しっかり者なのですが、実際は怖がりさんなのですよね。自分が操縦桿を握っていないと不安になっちゃうんです。
その対極をなす考え方は「信頼」だと思うんですね。(私は「信頼」という世界観がとても好きです)
うまくいくときはいくしいかないときはいかないのでプロセスを信頼する。
最近、お友達とLINEをしていたときに「為そうとしないが、勝手に起こる」と私はメッセージを打ち込んでいました。
ある程度人生経験を積むと、自分の思うように進まないことってたくさんあるなと気づくと思うのですが、自分のコントロールでできることはそんなに大きくないんだろうなと思うわけです。
いい流れがある前提の考え方なのですが、起きてくることを拒否して止めないように受け取ることを大事にする。すると、自分でコントロールして何かを為そうとしなくても勝手に起きてくるな、と。
勝手に起きてくることは自然のプロセスの一環なので、自分でコントロールして為そうとしたことよりもはるかにパワーがあるのです。
私はあんまり計算できないタイプの人で策略家ではないですし、だから良い意味でコントロールをあきらめて流れに身を任せて受け取り拒否をしないことだけ意識していれば、一番いい感じになるのではないかなと思うのです。
最近のお気に入りの考え方です(*^^*)事実、そう思わざるを得ないようなことが起きているから余計にですね。いい流れがあることに信頼を置く。
がんばることが当たり前という方は何かしようとがんばるよりも、来るものを受け取り拒否しないことがとってもとっても大事だと思いますよ。
受け取り拒否をしていることで良いものをスルーしてしまっていること案外多いですからね。
よかったらご参考に。