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断るのが苦手な人必見|罪悪感に振り回されないNOの伝え方3選と心の整え方

2025年9月17日

ななみさん
私、断るのが苦手で……。頼まれごととか、つい「いいですよ」って言っちゃうんです。でも最近、それが負担になってきて……。

がんばって「NO」を言うようにしてるんですけど、今度は言ったあとに罪悪感が出てきて、しんどくなっちゃうんですよね。なんか、悪いことしたみたいで。

これって、どう考えていけばラクになれるんでしょうか?

心理カウンセラー 高見綾
ななみさん、それ、すごくよくわかります。実は、そうやって『断ってもしんどい』という方、とても多いんですよ。

優しさゆえに、自分を後回しにしてしまうクセがあるのかもしれませんね。

大丈夫、この記事を読んでいただければ、そのしんどさの正体が見えてきます。

自分を大切にしながら、相手にも誠実に関わるヒントをお伝えしていきますね。

この記事のハイライト

  • 「断りたいのに断れない…」「断ったあとにモヤモヤする…」という悩みの背景には、相手優先のクセ・嫌われたくない気持ち・文化的プレッシャーなど、3つの心理的要因が関係している。
  • 「断る=わがまま」ではなく、“自分を大切にする行動”と捉え直すことで、罪悪感に振り回されずにNOを伝えることができるようになる。
  • ラクに断るための3ステップは、
    ①考え方の見直し → ②伝え方の工夫 → ③断った後のセルフケアがカギ。
  • 記事内では、断るときの具体的なフレーズや、モヤモヤしない断り方も紹介。
  • あなたの“自己犠牲グセ”のタイプがわかる【無料診断テスト】付き。もっとラクに人と関われるヒントを、ぜひ受け取ってください。

断るのが苦手…その理由と、しんどさの正体

「本音ではNOって言いたいのに、言えない…」

「勇気を出して断ったのに、あとで罪悪感でいっぱいになる…」

──そんな経験、ありませんか?

実はこの断った後の罪悪感に悩んでいる方、とても多いんです。

✔ 相手の顔色をうかがってしまう
✔ 断ると、なんだか申し訳ない気持ちになる
✔ 嫌われたくない思いが強い

こうした背景には、共通して「他人軸で、自分を後回しにするクセ」があります。

私自身も、もともと断るのが苦手でした。

「期待に応えたいな」と思ったり、「断ったら相手が悲しむかも」と気にしてしまう癖がありました。

でも、頼まれごとやお誘いを何でも引き受けていたら、どんどん自分がすり減ってしまいますよね。

この記事では、なぜ断ると罪悪感が出てしまうのか、その心理と、ラクにNOを言える3つの断り方を、詳しくお伝えします!

もしあなたも、こういったお悩みがあるのなら、それは自分を後回しにする“自己犠牲グセ”のサインかもしれません

最後には、あなたの“がんばりグセ”のタイプがわかる【自己犠牲グセの診断テスト】をご案内しています。

「なるほど、だから私はつらかったんだ」と、心が軽くなるきっかけになるはずです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

「断ったあとに罪悪感…」その背景にある3つの心理とは?

断るときに罪悪感を抱いてしまう背景には、深い心理的な理由が隠れています。

代表的な3つのパターンをご紹介します

①相手を優先しすぎるクセ

「私が我慢すれば丸くおさまる」
「相手の都合を考えると断りにくい」

そんなふうに、無意識に“他人軸”で判断していることはありませんか?

これは、自己犠牲の傾向が強い方に多く見られる考え方のクセです。

「自分よりも相手を優先するべき」と思い込んでいると、断ることがまるで「わがまま」のように感じられてしまうんです。

このクセは、
・子どもの頃、親の期待に応えて頑張ってきた
・職場で、先輩や上司に合わせるのが当たり前だった

そんな環境の影響で、強くなりやすい傾向があります。

私のクライアントさんでは、子どもの頃に親の期待に応えようと頑張ってきた、そんなタイプの方が多いです。

自分を後回しにすることに慣れてしまうと、いざ断ろうとしたときに、ものすごく大きな“違和感”や“罪悪感”を抱えてしまうんです。

②嫌われたくない気持ちが強い

「断ったら冷たい人だと思われるんじゃないか」
「次から誘ってもらえなくなるかもしれない」

そんな“嫌われたくない気持ち”が、NOを言うときにブレーキをかけます。

人に嫌われたくないし、認められたい。そんな気持ちは誰にでもあります。

でも、その思いが強くなりすぎると、自分を後回しにしてまで、他人の期待に応えようとしてしまうんですね。

特に、周りから「いい人」「優しい人」と見られてきた人ほど、そのイメージを壊すことに大きな抵抗感を感じやすい傾向があります。

実際、クライアントさんの中でも、「断ることで、冷たい人だと思われたくない」と話される方はとても多いです。

でも本当は、NOを言ったくらいで壊れてしまう関係なら、それは続けなくてもいい関係かもしれません。

お互いを尊重できる間柄であれば、たとえ断ったとしても、関係はきちんと続いていくものです。

③:「和を乱さないように」と思い込んでしまう文化的背景

日本では「協調性」や「空気を読む」ことが大切にされますよね。

そのため、NOを言う=和を乱すことと感じやすく、「人間関係にヒビが入るかも」と不安になる方がとても多いです。

でも実は、きちんとNOを伝えられる人ほど、信頼されやすいんです。

なぜなら、自分を大切にできる人は、相手の気持ちも尊重できるから。

そして、ここが大事なポイントですが、断るのが苦手で悩むあなたは、決して冷たい人ではありません。

むしろ、調和を大切にする優しさがあるからこそ、罪悪感が出やすいんです。

※もし“私もそうかも”と思った方は、【自己犠牲グセの診断テスト】をチェックしてみてください。

※ここまでの内容を動画でも解説しています👇

罪悪感に振り回されず、ラクにNOを伝える3つのコツ

✔ 断れずに消耗する
✔ 言えなかった自分を責める
✔ 断っても罪悪感に振り回される

この悪循環を抜け出すために、「罪悪感を感じずに、NOを伝えるにはどうしたらいいのか?」を、3つのステップでお伝えします。

①「断ること=自分を大切にすること」と捉え直す

まず最初に大切なのは、「断る=悪いこと」という思い込みをゆるめていくことです。

私たちはつい、断ることに「申し訳なさ」や、「冷たい人に見えるかも」という不安を感じてしまいますよね。

でも、断るという行為は、決してわがままなことではありません。

むしろ、自分を大切にするための健全な選択なんです。

そして本当に信頼できる関係は、NOを言ったくらいでは壊れません。

「断ることで関係が壊れる」のではなく、「正直に伝えることが信頼関係を築くことにつながる」

そんなふうに捉えてみてください。

②誠実さが伝わる断り方の工夫をする

「どうやって断れば角が立たないの?」と悩む方、多いですよね。

ここでは、日常で使いやすい3つの断り方をご紹介します。

1.時間をもらう

▶「少し考えさせてもらえますか?」
▶「一度確認してからお返事しますね」

すぐに答えなくても大丈夫です。落ち着いて気持ちを整理してから、冷静に判断しましょう。

2.感謝を添えて断る

▶「声をかけてくださってありがとうございます。でも今回は難しいです」

 感謝の気持ちを添えることで、相手も受け入れやすくなります。

仕事の関係者や、今後も親しく付き合いたい相手であれば、

「予定が立て込んでいて…」など、シンプルな理由をひとこと添える誠実さが伝わります。

3.シンプルに断る

▶「今回は遠慮しておきますね」

→ お店の人や距離のある関係なら、理由は不要。これくらいシンプルでもOKです。


罪悪感が強いと、つい「だから仕方ないんです」と理由をたくさん並べたくなるものですが、

相手はそこまで細かい説明を求めていないことが多いんです。

断るときに大切なのは、すべてを丁寧に説明することではなく、誠実な気持ちが伝わること

そして、「またの機会に」といった含みを持たせる言い方は、本当にまた誘ってほしいときだけにしておくのがコツ。

そうでないと、相手に余計な期待を持たせてしまうので注意してくださいね。

③断ったあとの“自分ケア”がいちばん大事!

断ったあとに忘れてほしくないのが、「自分へのケア」です。

どんなに丁寧に伝えたとしても、あとから「悪かったかな…」ってモヤモヤすることがありますよね。

そんなときこそ、自分にこんなふうに声をかけてあげてください:

▶「自分の正直な気持ちに従って、ちゃんと伝えられて偉いよ」

▶「断っても、大切な関係は ちゃんと続いていくから大丈夫」

頑張ってNOを言えたこと、その一歩をちゃんと認めて、心の中で拍手してあげましょう。

こうして断ったあとに自分をケアすることで、心に残る罪悪感が和らいでいきますよ。

 

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✍この記事を書いた人
心理カウンセラー・高見綾

「断るのが苦手」「人間関係で気を遣いすぎて疲れる」そんな悩みを抱える女性をサポートする、職場の人間関係改善の専門家。
のべ4,000件以上のカウンセリング実績をもとに、“自分を味方にするカウンセリング”で、のびのび自分らしく働ける心の土台を整えます。感情の扱い方・心の境界線の築き方など、自己犠牲のループを抜け出すための心理サポートを提供。
著書『ゆずらない力』(すばる舎/韓国語翻訳出版)、NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア掲載多数。
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