
ちゃんと話そう、失礼がないようにって、すごく気を遣ってしまって…。

そこには“ある心理的な共通点”が隠れているんですよ。


今日は、そんな方がラクになるヒントとして、“心理的安全性”という心理学の視点から、「一緒にいると疲れる理由」を一緒に見ていきましょう。
Contents
この記事のハイライト
- 「一緒にいると疲れる人」と「ホッとできる人」の違いには、“心理的安全性”が関係している
- 心理的安全性がないと、「ちゃんとしなきゃ」「嫌われたくない」と気を張りすぎてしまい、心が疲弊する
- 気疲れしやすくなる背景には、非言語サインの受け取り方・過去の人間関係・自己犠牲のクセなどがある
- 安心感を取り戻すには、「自分を一番の味方にする」ことが鍵
- 【3問診断テスト】で、あなたの“気疲れパターン”がわかり、対処のヒントが手に入る
なぜ「一緒にいると疲れる人」が存在するのか?
「一緒にいるとなぜか疲れる人」って、いませんか?
仲が悪いわけじゃないのに、なぜか気を遣ってしまって…… 会ったあとはぐったりしてしまう。
逆に、特別仲が良くなくても、なぜかホッとできる人もいますよね。
その違いには、実は「心理的な共通点」があります。
今日はその正体を、心理学の視点からわかりやすく解説していきます。
特に職場では、同僚や上司との関係に気を遣いすぎて、 「仕事自体は好きだけど、人間関係が疲れる…」という方も少なくありません。
自然体でいられる人を見ると、 「あんなふうに振る舞えたらいいのにな」 と、モヤモヤしたり、落ち込んでしまったり。
「自分がもっとちゃんとできる人だったら…」 と、自己否定につながってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんなあなたのために… この記事の最後では、 【たった3つの質問でわかる!一緒にいると疲れる理由がわかる診断テスト】をご案内しています。
「なるほど、だから疲れてたのか」と腑に落ちるヒントになるはずです。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
「一緒にいると疲れる人」の正体とは?
では、なぜ同じ「人との関わり」なのに、疲れる相手と安心できる相手がいるのでしょうか?
実はその背景には、「心理的安全性」という考え方が関わっています。
これは簡単にいうと、
- ちょっとくらい失敗しても大丈夫そう
- 自分らしく話しても否定されなさそう
- 変に思われる心配がない
そんな“安心感のある状態”のことを指します。
こうした感覚があると、私たちは自然とリラックスして、気を張らずに「そのままの自分」でいられるんですね。
でも逆に、その安心感がないと、「ちゃんとしなきゃ」「嫌われないようにしなきゃ」 と、ずっと気を張り続けることになります。
どれだけ距離が縮まっても、リラックスできず、心が疲れてしまうんです。
なぜ、心理的安全性を感じられないのか?
ここまで読んで、「私には安心感がないなぁ」と思われた方もいるかもしれません。
ここから、なぜ心理的な安全性が感じられなくなるのかについて、解説していきます。
①非言語のサイン
表情、声のトーン、姿勢など、言葉にならない部分からも、私たちは無意識に「安心できる/できない」を感じ取っています。
柔らかい表情やうなずき、ピリッとした空気や否定的なリアクションなど…
例えば、同僚に何か話したときに、相手がちょっと眉をひそめただけで、 「あれ?今の言い方、まずかったかな…変に思われたかも」ってドキッとする。
その瞬間から、言葉を選ぶのにすごく気を遣ってしまう…そんな経験、ありませんか?
こうした非言語的なサインを敏感にキャッチして、「この人には気を遣ったほうがよさそう」と感じてしまうこともあるんです。
②過去の人間関係の記憶
以前に否定された経験や、嫌な思いをした出来事が、今の人間関係に影響を与えていることがあります。
心理学では「転移」と呼ばれ、 過去の人物の印象が、現在の人に重なって感じられてしまう現象です。
実際に、以前ご相談いただいた方も、「上司と話しているのに、昔の厳しい先生を思い出して緊張してしまう」と打ち明けてくれました。
このように、過去の記憶が今の安心感を奪ってしまうこともあるのです。
③自己犠牲的なクセ
- 相手の機嫌を取ろうとして疲弊する
- 相手が不機嫌そうだと「自分のせいかも」と感じる
- 本当は断ってもいいはずなのに、「悪いことをしちゃったな」と罪悪感でモヤモヤする
これらの自己犠牲的な反応パターンも、 気疲れの大きな原因になります。
無意識のうちに「自分を後回し」にしているため、 人と関わるたびにエネルギーを消費してしまうのです。
※もし“私もそうかも”と思った方は、「一緒にいると疲れる理由がわかる」診断テストをチェックしてみてください。
※ここまでの内容を動画でも解説しています👇
「疲れやすい自分」を変えるにはどうすればいい?
実は、相手だけでなく、 自分自身の“内面の状態”も、気疲れに深く関係しています。
-
- 「ちゃんとしなきゃ」と気を張っている
- 人からどう見られているかを気にしている
- 自分にダメ出しばかりしている
そんなときは、相手の言葉や表情に必要以上に反応してしまい、 ちょっとした出来事でも疲れやすくなります。
逆に、心に余裕があるときは、少し冷たくされても「ま、いっか」と受け流せたり、 「あの人、今日は疲れてるのかもな」と相手の事情まで想像できたりしますよね。
それに、自己肯定感が安定していると「少しくらい失敗しても大丈夫」と思えるんです。
つまり、相手の態度や言葉だけではなく、 「自分自身の心の状態」を整えることが大切なんです。
そのための方法が、“自分を味方にする”こと。
たとえば、
- 不安なときは「そうだよね」と受け止める
- うまくいかないときでも、「今までこんなふうに頑張ってきたよね」と自分の頑張りを認める
- 「大丈夫だよ」と自分を応援する
このように、自分との関係を整えることが、 気疲れからの回復につながります。
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これは、自分の気持ちにやさしく寄り添って、“自分自身を一番の味方にしていく”トレーニングです。
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- 自分の気持ちを丁寧に受け止め、「私はこれでいい」と思える安心感を育てる
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✍この記事を書いた人
心理カウンセラー・高見綾
職場の人間関係に悩む女性をサポートし、のべ4,000件以上のカウンセリング経験あり。 「感情の扱い方」や「心の境界線の築き方」など、自分を大切にしながら働くための心理サポートを提供。 著書『ゆずらない力』(すばる舎/韓国語翻訳出版)、NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア掲載多数。
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