自分らしく生きる

漠然としたしんどさはどこから来る?

今日は、分かりにくいお悩みについて書いてみようと思います。

誰か嫌な人がいて揉めているとか、彼氏とうまくいかないとか、悩みがはっきりしている場合は、誰の目から見ても分かりやすいですよね。

でも、対外的に分かりやすい問題はないのだけど、漠然としたしんどさがあるとか、心が満たされないとか、そういう場合は、周りに話しても共感されづらいですし、本人も何が問題で自分が悩んでいるのか分からなくなったりします。

恵まれた環境にいる人もそうですよね。

こういうのって、地味にしんどいと思うのです。

私もカウンセラーになる前に抱えていた悩みは、自分でもはっきりと説明ができないようなものでした。

見た感じ、悩みがなさそうに見えるらしく、心を癒すセミナーに参加すると「なんでここにいるの?」とよく聞かれたものです。(そしてひそかに傷ついていたという笑)

こういう場合、たいてい悩みのもとは、自分の心の中にあります。

自分の内面で繰り広げられている思考のおしゃべりがネガティブだったりします。

「またやっちゃった」と自分を責めたり、誰かと比べて「自分なんか」と思ったり。「私は選ばれない、好かれない」などの思い込みが強かったり。

自分で自分を窮屈にしてしまい、なんでこんなにのびのびできないのかな、いつもしんどいのかな、全然自分らしくいられていない気がする……という状況になっていくのです。

人との間に無意識の壁をつくり、心のつながりを感じられない、本音を伝えることができないというパターンもありますね。

それで、何とかしようとして頑張るのですが、頑張れば頑張るほど何かが空回りしていって、複雑な思考で埋め尽くされて袋小路にはいってしまう、どっちに進んでも正解じゃない気がする、なんていうことも。

自分を肯定できなくなってくると、こんな感じになってしまうことが多いです。

この絡まってるものを、ゆっくりゆっくり解いていって、シンプルにしていって、自分を肯定し受け入れていけるように、私のカウンセリングではサポートしています。

このようなお悩みを持っている人は、分かりやすい問題がないことで、さらに自分を追い詰めていたりもします。

誰も悪い人がいないのに、なんで自分は苦しいのか、贅沢な悩みなのではないかと。だって環境的には恵まれているしと。

でもそんなふうに思う必要は全然ないんですよ。

悩みの大きさは他人と比べるものではないですし、自分がしんどいと感じていたらその感覚が自分にとっては正解なのです。自分らしくいられていないと思ったら、そうなのです。

私から見ると、みなさんすごく誠実で頑張り屋さんですし、人として信頼できる人ばかり。もっともっと自信を持ってもいいのになぁと歯がゆい気持ちになることもあります。

もちろん、「自信を持ってと言われても、そんなに簡単に持てたら苦労しないよ」だったりはしますけどね。

それでも、やはり自分に厳しい見方をしてる人が多いように思いますね。私だったら80点以上は付けちゃうようなところなのに、20点とか、30点を付けていたりとかね。

その根っこにあるのは、ちゃんとした人でありたいという気持ちや、役に立ちたいという思いが強かったり、誰かの期待に応えたいというものだったり、さまざまな理由があります。

自分には価値がないという思い込みがあったりもします。もちろんそれは大きな誤解なのですけどね。

それもこれも、今まで一生懸命生きてきた中でやむを得ない事情があったということ。

漠然としたしんどさがある場合は、それにもちゃんとした理由や原因があります。

自分の中にある感情を解放し、考え方を整理していくことで、少しずつシンプルなものになっていくのです。

 

さてさて、急に寒くなってきましたね。

風邪を引かないように、温かくしてお過ごしくださいね。

先日お知らせしました「質上げ女子の長期コース(3ヶ月)」は新規募集を終了いたしました。また来年に再募集があるかも? です。

来年は新しいメニューを追加していく予定なので、長期コースのあり方も今のままで良いのか、ちょっと改良を加えるか、検討中です♪

長期コースといえど、集中するとあっという間ですからね、私も気合を入れて現在取り組んでいます^^楽しいです。

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