セキララ☆自分ストーリー

第1回 誕生、そして家族

2021年5月19日

恋愛、仕事、趣味……
自分の望むライフスタイルを実現し、豊かなパートナーシップとともに、人生の質を上げていきたい。

そんな ”質上げ女子” のみなさんのお役に立てたら幸いです。

私の体験から得たさまざまな学びと想いを自分ストーリーとして全50回にわたり連載します。ぜひご覧ください。

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第1回 誕生、そして家族

私の家族は、父・母・兄、祖母(父方)の4人です。

兄誕生の1年後に名古屋の病院で生まれます。母いわく、よく寝る育てやすい子だったそうです。

 

父はちょっと変わった人で、ダメなことはダメと言う、真っすぐで忖度しないタイプ。

PCやネットが大好きだけど、家の中でじっとしているのは苦手ですぐに出かけたくなる性分です。

テニスをはじめスポーツが好きで、私は連れて行ってもらったりしてたのですが、結局どれにも好きになれず申し訳ない気持ちになっていたのを思い出します。

父は後の連載で出てくる母の病気をきっかけに人が変わりましたが、それまでは仕事で常にピリピリしていて、それはそれは怖かったです。情緒のないサイボーグみたいな人だなと昔は思っていました(お父さんゴメン)。

夜にブーンという父の車のエンジン音が聞こえると「お、お父さんが帰ってきたっ!」と、私はリビングから逃亡する日々でした。

 

母は、コーヒーとチョコレートと読書が好きなインドアタイプ。子どもが生まれてからはパートをする程度でほぼ専業主婦でした。

母は人間関係が苦手ではっきりものが言えない性格。溜め込んで爆発するタイプですね。子どもの頃は、母と父、母と祖母でよくケンカをしていました。母の実家でのゴタゴタもあり、苦労したタイプの人です。

子どもには優しく、よく話を聞いてくれたので、私はお母さんが大好きな子どもでした。

 

兄は、1つ上と年齢が近かったためか、子どもの頃から2人でよく遊んでいました。

私はお兄ちゃんが大好きな子どもだったので、兄が近所の公園を探検をしていると言えばついていき、兄のマンガを読み、とにかく後を付いて回っていました。

思春期に入ると、「お前こっちに寄ってくんな」と煙たがられるようになりました(笑)。

内向的な大人しい性格で、不都合なことは右から左へ受け流すタイプ。私は世間知らずな面がありましたが、兄はしっかり者で好きなものもはっきりしていましたね。

 

祖母(父方)は、礼儀に厳しい人でした。「おばあちゃん」といえば、世間ではやさしくてなんでもいいよって言ってくれそうなイメージがありましたが、全くそんなタイプではなかったです。

戦争を生き抜いた世代であり、責任感の強いバリバリの超自立タイプです。その世代では「女のくせに勉強するな」と言われていたらしく、苦労が多かったようです。

人からの好意はあまり受け取らず、私があげたプレゼントも要らないと返ってきたことがありました(涙)。でも近所の人からは悩み相談の電話がやたらかかってきていたり、ボランティア活動をするなど貢献意識の強い人でもあります。

 

こんな家族の元で生まれ育ち、すったもんだの末、今に至ります。

私の中では10代~20代あたりが、一番きつかったです。やはり自分を確立していくプロセスは、分からないことが多い分だけ迷うことも増えるのだろうと思います。

私は父と祖母が苦手で、母と兄が好きだったので、社会性という面で苦手意識が強くなりました。

私たちは、母からは愛情や人間関係、父からは仕事やお金、社会性などの影響を受けます。恋愛においては異性の親との関係が影響するなんてことも言われていたりしますよね。

カウンセリングにおいても、お父さんお母さんの話をお伺いすることがあるのはこのためです。

生まれ育った環境は影響が大きいというのは、読者の方ならご存知だと思うのですが、だからといって絶対というわけでもなく、その後の出会いや環境によって良い影響を受けることも十分可能です。

自分の好きなもの、嫌いなもの、望むもの、思考パターンなど、自分という人間を深く知ることで、どうしていけば人生が充実するのかも見えてきます。そういったことが分かるようになってくるだけでもラクになりますからね。

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第2回 無邪気さと社会の学び

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