日常に役立つ心理学

柔軟に変化していくには未来への希望が必要

2020年4月30日

最近、いろいろな情報を見ていますと、このアフターコロナの時代に生き残るのは「柔軟に変化していける人だ」という話をよく目にします。

確かにこれだけ先が見えない&今までにない変化の今、状況に応じて自分の形を変えていける人がよいのはわかる気がします。

柔軟に変化していくということは、こだわりや執着を手放していく必要がありますよね。

今日書いてみたいのは、柔軟な人であるには何が必要か?という点です。

客観的な視点や先を読む力など、いろいろと必要な力はあるのでしょうが、カウンセラー的な視点でいくと、私はやはり「希望」がないと変化していけないように思うのです。

たとえば、恋愛していてもうまくいかないときってありますよね。その彼はあなたの運命の相手ではないかもしれないのですが、自分のことを好きになってくれる人はもういないんじゃないかと思っていたり、他に素敵な男性がいるなんてこれっぽっちも信頼できない、というような心の状態であったりすれば、目の前の彼とうまくいっていなかったとしても、やはりその関係にこだわってしまうのかなと思うのですよね。

反対に、自分の未来には希望があると思えているときは、うまくいかない関係を手放して他の素敵な男性を見つけようと気持ちを切り替えていくハードルはちょっと下がるはずです。

友達関係においても「この人と一緒にいるとやっぱりなにかしんどいなぁ~」という人がいれば、関係を手放すのはちょっと怖いかもしれませんが、もし手放しても私は大丈夫、またいい友達ができるはず!と思えていれば、会う頻度を減らしてみるなどの対応ができますよね。

でも、この人を手放すと、孤独になっちゃうから嫌だ、だから嫌でも一緒にいなくちゃ。と思っている人は関係を変えていくのは難しいかもしれません。

恋愛でも人間関係でも、柔軟に対応していける人は、やはり未来に対する希望をちゃんと持っています。自己肯定感が大事大事と言われているのはそういうことなのですよね。

私は大丈夫って思えるようになるために、カウンセリングも上手に使ってほしいなと思うのです。

近所にあるお気に入りのコーヒーショップ(カフェ)がテイクアウトを始めたので早速使ってみました。

まだ1回のテイクアウトじゃ些細なことだけど、それでも応援し合えたらいいなぁ。心を感じるからか、なぜか応援したくなる不思議なお店デス。

ありがとうございます!って言うお店の人とのやり取りになんだかほっこりしました。

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