自分らしく生きる

幸運を望むなら、「これが私にふさわしい」と思うレベルを引き上げよう

2020年2月4日

仕事、恋愛、人生…あらゆるところに「これくらいが私にふさわしい」と思っているレベルがあるものです。

私たちの心は不思議なもので、ラッキーなことがあってもそのラッキーが「自分にふさわしい」と思えないと、居心地が悪くなってしまって元の自分の状態に戻ろうとします。

「うまくいっていない自分なんて嫌だ!」と思いながらも、無意識の中では、その状態は未知のものではない分だけ安心感があったりします。

安心と変化(良いほうへの)と両方欲しいなと思っていたこともありましたが、残念ながら安心と変化は両立しないんですよね。

未知の領域へ変化していくときは、それが良い変化であったとしても怖いものなのです。そこには安心はないですよね。

もっと人生が良くなりたい。
幸運体質になりたい。

そう望むのであれば、「これくらいが私にとっては普通」というレベルを、もう少し広げてみる必要がありそうです。

ラッキーなことが起こったときに、わぁ!こんないいこともあっていいんだね。と素直に受け取れること。この幸運は私にふさわしい、と思えること。

まずはそうした心の器を持てるようにしていくことが大事だったりします。

宝くじで1億円当たったとしても、その幸運を受け取れる心の器と1億円を使いこなすお金の器がなければ、その幸運をどう扱ったらいいのかわからなったり「一生分の幸運を使ってしまった」などと、変なことを考えたりしてしまう恐れがありますよね。

いいことが起きると「もう運を使い果たしちゃった」みたいに考えることもあるようですが、運を使い果たすとかはないですからね。いいことが起きたら「わぁ、うれしい!」と喜んで受け取っていたらまたいいことが起こるものです。

もちろん、人生の流れには波があるので、いいときもあれば悪いときもありますが、それをひっくるめて考えてみても運は減らないし、鍛えて良くしていくこともできるのです。

ラッキーが起こったときに、もし「うれしいな!…でもこんな幸運は、私らしくない気がする」と思えば、無意識が望んだとおりに、元の状態に戻ってバランスを取ってしまうでしょう。私たちの無意識ってこわいですね。

そんなふうにならないように「幸運を受け取ってもいい」「このラッキーは私にふさわしい」と何度も何度も自分に言い聞かせて、幸運を受け取る心の器を今から大きくしておきましょうね。

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