気持ちを切り替えられないときは、「我慢」していないか疑ってみよう

たとえば、職場での何気ない会話で「ん?」と引っかかることがあったとき。

もやっとしたけれど「ま、でもあの人も悪気があったわけじゃないしね」と自分を落ち着かせる。でもその後も、もやもやが続きなかなか気持ちが切り替えれない。

あの人は悪い人じゃない、うん、素直な人だよ。でもなんか引っかかる、もやもやもやもや…

こんなふうに、気持ちが切り替えられないときは、自分の気持ちを我慢していることが多い。

たいてい「あの人も悪気があったわけじゃない」というセリフが出てくるときは、自分が嫌な思いをしているときですよね。

気持ちを切り替えるのが早い人は、「自分の気持ち→相手の事情→全体を見る」この順番で感情を処理します。

でも、もやもやしちゃう人は、自分の気持ちをすっ飛ばして相手の事情だけを見て、自分を納得させようとしちゃう。

すると、自分がどう感じていたかがスルーされてしまって、すっきりしないのですよね。

「うんうん、相手の人はそういう人なんですね。それで、〇〇さんはどう思ってるんですか??」と私が聞くと、「え、私? うーん…」としばらく考え込んだ後で、「あ、私、嫌だと思ってました!そっか、私嫌だったんだ!結構我慢してたのですね」とここで、ようやく自分の気持ちに気づいたりします。

自分の気持ちがわからないというのは、案外ストレスになります。なぜなら感情というのは抑圧すると溜まっていってしまうから。感じて認めることができれば解放されて消えてなくなります。

まずは「私嫌だったんだな~」と自分の気持ちを認めてあげること。次に「でも、相手も悪気はないんだよね」と、相手の事情を見ます。最後に、全体を客観的に見て「なら、しょうがないか」「ほどほどに付き合っていこう」「次は断ってみよう」などなど、結論を出します。

この順番で考えられると、悶々とすることはグッと減ると思いますよ。

ついつい相手の事情ばかりを先に考えてしまう人は、同じくらい自分の気持ちも大切にしてあげましょうね。

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

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【著書・実績】
▶ 著書「ゆずらない力」(すばる舎)韓国語版も出版
▶ カウンセリング・相談 累計4,000件以上
▶ 名古屋・総合病院にて医療スタッフ向け「怒りの心理学」セミナー

【メディア出演・掲載】
▶ NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演
▶ フジテレビ「ポップUP!」取材協力・フリップ出演
▶ interFM「レコレール」ゲスト出演
▶ anan・eclat・女性セブン・女性自身など女性誌多数掲載
▶ 読売新聞・発言小町 掲載
▶ 小学館@DIME 心理学コラム掲載
▶ マイナビウーマン(株式会社マイナビ)心理学コラム掲載
▶ セキララ☆ゼクシィ(リクルート)監修
▶ PHP研究所「PHPスペシャル」コラム多数・ベストセレクション選出
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