日常に役立つ心理学

「つまらない」から脱出するために必要なこと

2018年8月21日

仕事もそれなりにやっているし 、職場の人間関係もまあまあだし 、多くはないけど友達もいるし なんならパートナーもいるし

とくに問題があるわけじゃないけど 、今の状態を冷静に見つめてみると 「つまらない」と思うことはありませんか?

そうです。

「問題がない」ということと「楽しくて幸せ!」な状態はイコールではありません。

私もカウンセラーになる前の会社員時代には、家にいるふとした瞬間に「なんだか、つまんない」と思ったことがあります。

今は毎日楽しく過ごしているのでつまらないと思うことはありませんが、かつては結構な頻度で、つまらーん!と思っていました(笑)

つまらないときって良くも悪くも、感情が動いていないんですよね。だからエネルギーは結構溜まってるわけです。しかし、その注ぎ先がわからない。

毎日が想定内で驚きがないし変わったこともない。3ヶ月後も、半年後も今と変わってないんじゃないかとさえ思える感じで。

仕事も、覚えるのに苦労したことがあっても慣れるとマンネリしてきて、そこそこでやれちゃう。

毎日同じ時間に起きて職場に行って、だいたい数パターンのうちの1つのお昼を食べて、午後から仕事して終わったら家に帰る。

毎日会う人も同じ、やることも同じだと、感情を動かそうとしても難しいものかもしれません。

でも、同じパターンで物事が動いていないと、やっぱり運気は停滞してきてしまいます。運は、運ぶと書くとおりに、動くと運は上がるという性質があります。それから人間の体も動いた方が調子が上がるようにできています。

毎日同じ動きしかしていないと調子がだんだん悪くなってくるのは、「運」の観点から言っても、そうなるんですね。

つまらないときは、
何か感情的なリスクをおかすと
脱出しやすくなります

心理的に負荷のかかることをやってみる、ということです。

感情が動いていないときに、つまらないと感じると言いました。なので、その状態から脱出するためには、感情を動かすことをするのが一番です。

心理的に負荷のかかることをすれば感情は動きやすくなりますからね。そんなに大したことではなくてもいいので、例えばパートナーがいるなら恥ずかしいことを言うと効果テキメンです。

改まって、感謝を伝える、好きだよと言う、自分の気持ちを伝えるなど。これだけでもガサッと心は動きます。

普段あまり話さない会社の人に話しかけてみたり、普段は言わないような自分の話をしてみるのもいいですね。

または仕事でちょっとチャレンジをしてみるのもいい方法です。読書会に行ったり、セミナーに参加してみたりたまたま隣の席に座った人に話しかけたり・・・。

そういった、いつもと違うことを何か一つでもいいので日常の中に取り入れてみると変化が起きます。

つまらないときは、感情が動いていないのもそうですが、自分の現在持っている力を十分に
使っていない
ときにも、そう感じます。なので、エネルギーが溜まっている感覚がするんですね。

ハードルを高く設定してしまうと失敗が怖くて一歩が踏み出せなくなりますが、そこはぐっとハードルを下げてみましょう。

あなたは自分の力をどこで使ってみますか?

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