お盆は5日間ワークショップに参加していましたがようやく通常運転です。学びが濃かったのでただいま消化中です。
いろんな学びの中でも、特に印象に残ったものをみなさんにもシェアさせていただきますね。
それは「受け取る」ことについてです。
たとえば、人と比べて自分は仕事ができないとか、いいところが少ないように感じることってあると思うんですね。
そんなときは劣等感とともに、自分には「足りない」という感覚がするものです。
私っていいところが少ないなぁ、まわりの人みたいにもっと良くなりたいのにという不足感があると、もっともっと欲しくなります。自分に足りないものを外側からもらおうとします。
そして頑張ってみたりいろんなことをやってみるのですが、不足感が消えてなくなることはなくて頑張っている度合いだけ、埋められない苦しさが増してきます。
私は足りてないという感覚があると、ケチになったり、出し惜しみをするようにもなります。
ケチなのは「ない」と思っているからあげたくないし、あげたら減ってしまう感じがするんですね。(心の法則は物理法則とは逆なので実際は、あげたら増える、が正解)
出し惜しみは、本当はやればもっとできそうなんだけど、なぜか自信がなかったり遠慮が出てきてしまって、やることを躊躇してしまうんです。
そんなとき多くの人は、自分をダメなやつだと責めるんですが、責めると、困ったことにますます身動きが取れなくなっちゃうし現実も変わっていきません。( ←これもよかったら理由を考えてみたくださいね)
私はいいところが少ない、足りてない、みたいな感覚を満たしていくためには、「受け取る」ことがとても大切なテーマになります。
ない、ない、と思うのではなく、今すでにある、自分の良さを受け取ったりまわりの人が思ってくれている応援や、自分への思いをきちんと受け取っていくことなんですね。
これ、私自身も課題だな~と思っているんですが
不足感があるときは、まわりの人が自分に注いでくれている思いを、正確なエネルギー量で受け取っていないはずなんです。なぜか過小評価しちゃってる。
褒められても、そんな大したことないしと理由をつけてスルーしたり、「あなたといると安心するわ」と言われても、へえ~と思いながら右から左、みたいに流しちゃったり、どうやら私たちは受け取ることがとても苦手みたいです。
まわりから必要とされる人になりたいと思っているのに、求められたらそれはそれでビビっちゃったり「いやいや、私ではご期待に沿えるかどうか」と引っ込みそうになる。
そう思うと、なんだか人間てかわいいというか、おもしろいですよね。
いろいろ書きましたが「受け取る力」がある人は、現実にもたくさんのものを受け取り豊かになっていくことは間違いないと思います。