プライベートの私は見せたくないと思うそのワケは

仕事は仕事でこなせるけれど、プライベートの私は見せれない(もしくは見せたくない)というお話を聞くことがあります。

こういうタイプの人は、ぱっと見は明るかったり社交的だったりするんですよね。優等生タイプで品行方正。だから人が寄っていきやすいんです。

でもしばらく付き合っていると、見えない壁みたいなものがあって一定以上のところには入っていけない。そんなふうに思われることもあるようです。

こういう人は、親密感が苦手なんですよね。「親密感が苦手」という言い方は私が心理学やカウンセリングを学んで初めて知った表現です。

それまではそういう発想自体がなかったんですよね。

でも親密感について知れば知るほど、これが原因で人間関係やパートナーシップでつまづいている人が多いんだなとわかりました。

人との距離が近づくとザワザワしてきてどうしていいかわからなくなっちゃう、ということが起きるようで、当たり障りない範囲であれば外向きのキャラクターを作って対応できるんですが、一歩踏み込まれてしまうとその内側にはとてもとても無防備で繊細で心細い自分がいるんです。それがバレたくないわけです。

そのため距離をちょっと開けて付き合っていることが多いので、寂しさや孤独感を感じることも多いです。(自覚のないこともありますが)

寂しいし虚しさがあるから…

もっと人と親密になれたら、心をオープンにできたら、本音でつながれたら、感情を共有できたら……心が満たされるだろうなって思うけど、でも近づこうとすると怖いし居ても立っても居られなくなってしまう。

そして家に帰ってひとりになるとホッとする、なんてこともありますよね。このジレンマが悩ましいところ。

こういう人は、程度の差こそあれ、やはり何かしら我慢したり抑えていることが多いんです。人前で自分を出して受け入れられていたら、こういうジレンマは発生しませんからね。

何かしらの理由で、自分を出してはいけないと思っているんです。

そこには自分に対する良くないイメージがあります。自分でも嫌っている自分自身を認めて受け入れてあげたり、さらにいえば自分を好きになりまわりの人をも好きになることができたらこの問題は解決しちゃうんですよね。

でもまずは、自分が嫌っている自分自身のことが何なのか、それを受け入れることから始まっていくのだと思います。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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