「この人、なんだか私に対する当たりがきついぞ…」と思っていたら、どうやら自分が恵まれていることに対するやっかみだったと気づいたとき。
「私は悪くないのに」「私が何かしたわけじゃないのに」と思って悲しい気持ちになる人が
多いかもしれませんね。
恵まれているかどうかも、その人の主観によるものなので、ご本人からすると「なんで私が」「私のどこに羨ましい要素があるの?」と思うことも多いようなのですが。
「もし私が恵まれていなかったとしたら人間関係ってもっとうまくいくのかなぁ」と思うこともあるかもしれません。
恵まれていることが悪いことみたいに思えてきて、なんだか悲しいですね。
でもここで、自分を抑えてしまうのはすごくもったいないこと。
今日は、恵まれていることを悪者扱いしないで、やっかみが気にならなくなるための考え方をご紹介しますね。
嫉妬してきたその人も悪気があるわけではなく、無意識でそうなっていることも多いんです。
自分に余裕がない状態だと、うまくいってそうな人を見ると複雑な気持ちになってしまうことは誰でもありますもんね。
誰が悪いというわけではないんだよな~ってわかってくると、少し気持ちが落ち着くかなと思います。
そして自分が恵まれていることについて何か目的みたいなものがあると、またちょっと違ったふうに見えてくるんです!
「自分が恵まれている」のに加えて、それを自分だけのものにしておくと居心地が悪くなりますが
「誰かのために貢献する」という視点があると感じ方がずいぶん変わります。
うまくいっている姿を見せてリーダーシップを取とるなど、恵まれている部分を他人のために役立てよう、シェアしようという視点です。
最近引退した歌手の方がいましたが、「親が歌手だと子も歌手になる」みたいに、会社員の親がいると、子も会社員になることが多いです。(もちろんそうじゃない人もいますが)
なぜかといえば、身近なところに例があると「自分にもできるかな」と許可がおりやすくなるんです。
カウンセリングでも、クライアントさんの持つ影響力についてお話しさせてもらうことがあるんですが
自分なんて大したことないって思うかもしれませんが、意外とそうじゃないんですよ。
あなたの影響力は結構大きいんですよ。
「自分の影響力を良い方向で使っていこう!」と思うと、「恵まれてないほうがいいかな」という罠にはハマりにくくなるんじゃないかなと思います。
自分の力を使って周りに貢献するのであれば、もっともっと大きい力が必要ですから。
せっかく恵まれているのですから、良い影響力としてじゃんじゃん使っていきましょう~。